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奇跡は生まれる前から続いている(御岩神社2021年11月)

今、この記事を書くにあたって、
この神社の名前はどこで知ったのだろう?

どこかで知って、調べて、アレ?はてな?何をリサーチしていたらここにたどり着いたのか?わからないのです。

これまた、不思議なのですが、目に入ったからには、とにかく『御岩神社』に行ってみようと決めました。


茨城県のJR日立駅からバスで35分(東河内行き「御岩神社前」下車)→バスは本数がとても少ないので必ず時刻表で確認必須です。
やはりこの向かい合わせ席が好きです。ローカル感。
《特急ひたち》に乗ればあっという間なのですが、旅する飲んべえ、ゆっくり行こうではないか。

日立駅に着きましたが、この日は駅近くの宿を取りました。翌日は8:40のバスに乗らなければ、次の御岩神社まで行くバスは11:35までありません。

神社の山頂まで行くには片道1時間ほどのかなりの山道だというのでちょっと不安ですが気合いを入れていきます。

御岩神社は、神仏習合色が色濃く残り、「神仏を祀る唯一の社」として日本でも有数のパワースポットと言われているそうです。

日本人宇宙飛行士の向井千秋さんが、宇宙から地球を眺めたら「日本に光の柱が立っていて、その場所を調べてみたら日立の山の中だった」と、それがこの御岩神社のあたりだったという逸話もあるそうですよ。

過去には多くの山伏たちが御岩山で修行するために入山したという霊地なのでしょう。

鳥居をくぐると、御神木の三本杉が現れます。

楼門を通るときは天井画も、見てみてください。

拝殿までの参道は、静かでピンとした空気が流れていました。

木々の間から差し込む太陽の光が、
苔におおわれた地面を照らして幻想的な風景です。

さて、こちらにご挨拶をして、これからは、
山道に入ります。

私は行きは表参道を通りました。
ちょうど、木の根っこが階段の役目をしていて、
ずっと登りでも、何とか頑張れます。

途中の「賀毗礼神宮」かびれじんぐうです。
ここの階段が急で、とても怖かったです。
でも、まだまだ中間地点くらいでしょうか?

御岩山頂上は、こちらから。
帰りはこの裏参道へ抜けて下りました。

ここからが、私にとっては正念場。
軍手を持ってきて正解でした。
足を踏み外さないように岩や、木の根っこをつかみながら登りました。(お若い方はどんどん、進んでいかれましたよ。)

さて!視界が開けて、この景色です。
ちょっと感動です。

これが光の柱です。↓ちょっとわかりずらいですが。

山頂に居らっしゃった方に「ハートの穴の形の岩」を教えてもらいました。

しばらく座って休憩します。

そして、休憩中

ちょうど、11月11日11時11分になりましたよ。
ゾロ目好きにはたまりません。それも山頂で!

こんなに澄んでいる空はあまり無いとのことでした。(何度もここに来ている方のお話)

この山頂から、まだ先に行くともっとたくさんのパワースポットがあるとのことですが、私はこれから山を下ることを考えて、先には進みませんでした。
でも、もしかしたら次回は行くことと思います。

こうして、山を歩いているとたくさんの神様が祀ってあります。何の神様かがわからないのですが、ちゃんと次回は調べていきたいです。

山全体が神社なのですね。

帰りに通った、裏参道は比較的、広い道なのですが、
つるっとすべらないように、膝に力を入れすぎて

かなり膝がガクガクしてきました。→軟弱。

それにしても、静かです。

運動不足のヘタレにとっては、かなり命懸けの登山でしたが、(大げさです)ここに思い立って来られたいうことは、私にとっては、大事なことだったと思います。

次回は、もっと細部まで余裕を持って御参りしたいです。今回はスニーカーで行きましたが、登山靴の方がいいのかもしれません。(食べることは出来ませんが、水分はかなり必要ですのでリュックのペットボトルが重かったです)

帰りは、常磐線で水戸で乗り換えて、グリーン車で上野まで。(約2時間半)

自分を甘やかして、グリーン車でのビールは最高ですね。
御岩山のパワーでしょうか?多分普段の私でしたら登りきれなかったかも!と思いました。
明日も、明後日も、そして奇跡はずっと続くのだ!と希望が沸いてくるような御岩神社に行けたことを感謝したいと思います。

      

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