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超人見知りな私が海外に住んでいる理由 その②

バリ島からこんにちは、さっちゃんです。

先日記事を上げた「超人見知りな私が海外に住んでいる理由 その①」は読んで頂きましたでしょうか?
是非まだの方はそちらも読んでみてくださいね!

超人見知りな私が海外に住んでいる理由 その①

その昔、私は海外に住みたい!という思いだけで、本当は好きでもないオーストラリア人の彼と結婚をしようとしていました。


と、今は冷静にわかりますが当時はいわゆる恋に恋している状態。
そんな事には気が付かず、
「私は素敵な外国人の旦那さんができて、海外で素敵な生活を送るんだわ~」
なんてまさに妄想の世界でふわふわとしながら生きていました。

そんな私は、婚約ビザを手続するために日本へ一時帰国しました。
ビザの手続きって本当に大変なんですよね・・・
この書類を準備して、あれを準備して・・・って冷静に事務手続きをしなければいけないんですよね。

で、これも今思うと私にとってとっても大事な時間だったんです。
私たち人間って事務手続きのような、頭を使わずに淡々と何かをしている時間ってとても冷静になることができて、心の中が整理されるんです。

少しは冷静になりなさい!!なんて家族に言われた経験がある人もいると思いますが、それでも自分はやりたい!!と思うのか、そうだな・・・と止めてしまうのか、そんな自分の心の情熱を測るバロメーターにもなりますよね。

私はそんなビザ手続きに追われる日々を過ごすうちに、手続きの煩雑さも加わり、婚約者の彼との喧嘩が絶えずにいました。
ほぼ毎日のように電話での言い争いが続き、そんな言い争いが聞こえている家族からも「本当に大丈夫?」と心配されるほどでした。


でも「大丈夫?」と言われれば言われるほど、人は意固地になるもので(笑)絶対に大丈夫!私は絶対にこの人と結婚する!!
って無理矢理ことを進めようとしてしまうものなのです・・・

がしかし・・・私はある日心が折れて・・・
というか、何かがプチンときれてw

だめーーーー!!
もうこの人と結婚できない!!!

と家族に心の奥底から搾った声で泣きながら助けを求めました。

でもそんな私を母親は優しく包み込んでくれて、大丈夫よ。
結婚を取りやめたくらい何てことないから、と受けれ入れてくれたのです。

その時に初めて
「母親って、家族って、無条件に私の味方でいてくれるんだな」って、本当の愛を知ることができました。


でもここですべてを悟ったわけではありません(笑)
きっと、ここで本当に私が学ぶべきことを学び取っていたら、それからの人生はバラ色で楽しい人生になっていたと思います。


残念ながら私はここで未だ本当に私が学ぶべきだったことを学び取っていなかったのです。

私はこう信じています。
私たち一人一人、それぞれこの人生で学ばなければいけないことがある。
その学びを心から理解するまでは、同じような問題や試練がやってくる。

私が今回学ぶべきだった事、それは

「自分の心に正直になれ」

という事だったと思います。

自分の心が少しでも違和感を感じてNOと言っているのであれば、それを頭で世間体や損得勘定で考えるのではなく自分の本当の心の声に従うべきだという事

毎日喧嘩をしながら、心が疲弊して、周りの多くの人を巻き込んで結婚を破棄したのにも関わらず、本質の部分を私は理解していませんでした。
ただ、疲れた・・・もうこの人とは一緒に暮らしていけない、ただそれだけで結婚を破棄した、それだけだったんです。


そう、本質のところを深堀するということを当時は理解していませんでした。


そうするとですね、また同じような出来事がやってくるのです(笑)


結婚を止めた私は日本で暮らしていかなければいけないのですから、仕事を探すことになりました。

今までの経験がありますから、再び旅行会社に勤めることにしました。
旅行会社は私にとって天職だと未だに思っています。

その新しい旅行会社で私はとにかく楽しい会社員人生を送っていました。忙しいけれど、充実していた生活だと心から思っていました。

とあるプロジェクトが始まるまでは・・・

それなりに成績も残し、ある程度の年齢になった私は社長から、とある大きなプロジェクトの一員に選ばれました。
「えっ!私が?」と思いつつも、こんなチャンスは滅多にない!これを成功させたら間違いなく私の業績は認められる。
そう思い、私はその仕事を引き受けました。

はい!ここ重要!


人は何か新しい事をする時、それをやっている自分を想像するとワクワクするか、辛くなるか、苦しくなるかそういうことで判断をすべきなのです。

それを、周りからの評価とか損得勘定で判断をすると、間違いなく!!後から苦しくなります。

当時の私はもちろんそんなことは知るよしもないので、後者の方、そう損得勘定でそのプロジェクトを引き受けてしまいました。
でも実際その仕事は、当時の自分には向いていなかった仕事でした。プロジェクトが始まって1年経たない位の時期から
*毎朝起きるのが辛い
*疲れが取れない
*休みの日は外に出たくない
そんな日が続いていきました。

あ~もうしんどい・・・そう心の中で思い始めていたものの、昔から「真面目ちゃん」な私は中途半端に終わらせることや、「無理です!」と弱音を吐くことは超苦手。
だからちょっと位しんどいと思っても心身に鞭を打って頑張っていました。

が、そんな私もいよいよ限界がやってきます。
と、このあたりで第2話目は終了です。


いよいよ次は、再び日本を飛び出すことになります。
第3話目をどうぞお楽しみ♪

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