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小論文の勉強をした記憶

毎日noteに雑記を投稿するようになって、思いつくままに色々なトピックで文章を書いている。これまでも、仕事用にブログ記事を書いたりはしていたが、こうやって何にもとらわれない文章を毎日書くというのは久しぶりだ。独立する前、子育てブログを書いていた時以来だと思う。

ブログに記事を書く時はたいてい、『です・ます調』やもっと砕けた口調の柔らかい文章を書く。noteでも柔らかい文章も書いているが、最近はずっとこの『だ・である調』で書いていて、その方がトピックの幅が広がるような気がしてきている。

ふと、こんな文章を、こんな構成で書いていた時期があったと思いだした。高校時代、受験勉強で小論文のトレーニングをしていた時期だ。最初は新聞の論説分の要約からスタートし、最終的には三段論法をつかって様々な出題方法に応じた論述ができるよう、毎日毎日文章を書いていた。知識や情報がないと書けないので『現代用語の基礎知識』『イミダス』などを小説の代わりに読んでいた。

今noteで書いている文章は、雑記であるけれど、自分なりに何かテーマがあって書いているので、小論文にちょっと似ている。だからこの『だ・である調』のほうが書きやすくなってきたのかもしれない。(もしくは『だ・である調』で書いているから小論文寄りになってきている可能性もある。)

まあ、これはとにかく文章を書く習慣をつけること、書くことになれることを目的に書いているので、どんな書き方でもいいと言えばいいのだ。でも、この書き方が心地よくなってしまうと、noteが一番居心地がいい、ということになるかもしれない。仕事でアメブロを使っているが、アメブロにこの文章はあまり合わないように思う。

それにしても、高校時代のことを思い出したのはなんだか嬉しかった。急な進路決定で小論文の特訓が必要になって、学内で小論文指導をしてくれる先生の中では一番人気だったK先生にうまく頼み込んだのだった。
K先生はその時、すでに許容範囲ギリギリの人数の生徒を抱えていらっしゃったのを知っていたので、普通に言ったら無理だと思った。でもどうしてもお願いしたくて、よく職員室をのぞいていたのだが、ある日K先生が宅急便のための荷づくりに悪戦苦闘しているところに居合わせたのだ。どういうやり取りだったかよく覚えていないが、とにかくギブアンドテイクというのだろうか、その荷造りをお手伝いした代わりに、その後半年くらいに渡って、小論文の指導をしていただけたのだ。本当に運がよかった。

私が第一志望を含むすべての論文試験のある大学に合格をしたのは、K先生のおかげだ。そして今こうやって文章を書いていても、K先生のご指導が生きていると思う。K先生、本当にありがとうございました。
そして文章の書き方というのは、知っておくととても役に立つのだなと改めて感じている。

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