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日々の練習、レッスンについて


 毎日の練習、毎回のレッスンを通して、どんな感じで上達していくのか?イメージを持っていただくために、日々の練習やレッスンの様子を書きたいと思います。
 レッスンまえに 2、3回ちょこちょこっとした練習をしただけでは弾けないのは当たり前です。積み重ねることで少しずつ成果があらわれてきます。毎日少しずつを続けていくとなんか弾けてた…ってこんな感覚で上達していきます。弾けない、弾けない、弾けないと弾けない日がずーっと続いても、ある時パッと出来るようになる。階段を上がるように毎日一段づつ成長が見えるわけではなく、突然弾けた!とか、わかった!とか聞こえた!とか〜こんな繰り返しで上達していきます。まさにダイエットみたいな感じです。食事に気をつけても、ちょっと水分を多く取りすぎたら、体重的には数値にあまり変化はない。それでも続けてくと急にがくんと体重が減る…みたいな。
 なので、出来る限り毎日やることを習慣にする。出来ない日があってもまた次の日から続けてみる。
 
 そして、毎週のレッスンでは正しく練習できてるか?間違えた練習をしてないか?をチェックしてもらい、次の段階へ進む場合は次の課題の正しい練習の仕方を教わる。

 よくあるパターンは2.3回ちょっとやってみて、出来ないともう嫌だと投げ出してしまうこと。(うちの子も小さいときそうだった😅)先生からみるともうあと10回やれば出来るようになることが分かるのに、やらないまま、また、親御さんもその10回をもやらせないまま辞めてしまうことがあります。本当にもったいないと思います。楽器演奏には繰り返しの練習が必要です。何度も繰り返して練習することを通して忍耐力、集中力、思考力を養います。 
 子ども達にとって、10回の練習が途方もなく遠いことのような気分になるのは、仕方がないですよね。これまでの人生経験がまだありませんから。ですが、10回をとりあえずやってみたら、あら?出来てたとあっけなくできてしまうものです。まだ充分に育っていない子どもの自主性を尊重するあまり、この10回の練習をもトライさせることなく諦めさせてしまうことは、大変残念だと思うのです。親御さんには先生との二人三脚で子どもにしっかり寄り添い、壁を越えさせてほしいと願っています。

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