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マクロビオティックの世界観&陰陽バランス

最近では、若い女性の間でベジタリアンやヴィーガンなどの食事が、おしゃれでかっこいい、ダイエット食としても流行っている。。。というようなイメージがすでに定着しているが、マクロビ食もようやくそんなオシャレな食生活という位置付けの仲間入りをし、ある程度の認知度を得たような気がする。

私のマクロビ歴は、はっきり覚えてはいないが、おそらく15年以上になるのではないだろうか。とはいえ、ここ数年九州にU-ターンしてからは、かなりゆるゆるのマクロビ生活となってしまっているが。。。ま、無理をせず、思い出したように楽しんで時々実行するのが私のやり方となっている(笑)。

私が無性にマクロビ食を欲する時は、精神的に疲れている時、雑多な負のエネルギーや問題を取り払いたい時。。。そんな時に必ずと言って良いほど、簡単なマクロビスイーツを作ったり、マクロビ料理教室やマクロビ合宿に参加したりしている。

こうすることによって、身体だけでなく、精神的にもリフレッシュできるので、私にとっては定期的になくてはならない食習慣となっている。しかし、無農薬野菜がなかなか思うように手に入らないことや、スイーツ好きの私にとって、お肉はやめられてもどうしても甘い物はやめられないという理由から、ストイックにはならないようにしている(単なる言い訳ですが。。笑)。そして、時々そんな自分自身に「喝」を入れる意味でも、マクロビをたまに実践している。

マクロビ食を始めたころ、「食べ物の陰陽表」というものがあるのを知った。一時期、冷蔵庫のドアにその表を貼り付けて、食事を作る度にその表とにらめっこしながら、陰陽バランスを考えて調理していた。

マクロビでは、中庸が一番よしとされ、極端に陰や陽のエネルギーに偏ることなく、中和しながら中庸にバランスをとることで、健康を保っていく。だから、主食は中庸エネルギーを持つ玄米で、その他中庸の黒ごまや小豆、りんごなどをよく使う。

陰陽とは、マクロビオティックの原理であり、東洋の伝統的な世界観でもある。陰のエネルギーと陽のエネルギーの性質が、互いに影響し合い、森羅万象にかかわってくるという考えで、食べ物や人間の身体や心、人間関係などにもそのような陰陽の性質が現れるとされる。

とても興味深い考え方で、たとえば身近な例として。。。

私は、昔から陰性のもの(コーヒーや甘い物、辛い物、果物類)が大好きで、かなり身体も陰性に傾いており、パン作りなどをすると他の人と比べて、同じ量の水分を使っても、どうしてもベチャッと水気の多い仕上がりになってしまう。

女性自体、陰性とされている上(男性は陽性)、さらに水分の多い陰性に傾いている体質のためだと納得できる。

また、タケノコをたくさん食べすぎるとニキビや吹き出物がでる、と昔からよく言われる。これを、マクロビの陰陽表で解釈すると、タケノコ自体、上へ上へ勢いよく伸びる陰性の性質を持っているため、このような食べ物を食べると、吹き出物が出やすく(芽吹く?)なるということだろうか。ま、成分的なものも大きく影響するのだろうが。。。しかしながら、大変興味深い。

陰陽のバランスが整っていない状態では、波動も乱れた状態となる。逆に、陰陽バランスが整っていると、おのずと波動エネルギーも高まり、心身ともに健康になっていく。

何を食べるかというのは、本当に大事なことで、「人は食べ物で作られる」ということをあらためて実感させられる。すべてがエネルギー、波動でつくられているということを忘れないようにしなければならない。波動の良いものをバランスよく食べ、同時に、外からも波動の良いものを陰陽のバランスを調整しながら取り込んでいく。こうして、波動の高いひとりの人間がつくられていく。

マクロビの世界観もレイキと通ずる部分が多く、なんの抵抗もなくスムーズに受け入れることができた。今後も、常に自分に合う波動や陰陽バランスを考えながら、地球や宇宙と一体となって、自然体で生かされていきたいものだ。

Soul Tree/ Sachi



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