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訪問先でいただいた幸せのオマケ(collateral beauty)

いつもご覧いただいている皆様、本当にありがとうございます。

以前、私の記事を読んでいただいた方から「医療福祉業界ならではの喜びや苦労などを教えてください」というコメントをいただいたので、最近は医療福祉業界での経験やその中で感じたものを記事にさせていただいております。

そんな中で今回は…

いつも私の記事を読んでくださっており、現在リハビリスタッフとして活躍されている方からの心温まるエピソードをいただきましたので、その内容をご紹介させていただきます。

訪問リハビリで活躍されているのですが、訪問先での素敵な出会いに関するエピソードです。

この内容を読ませていただいた時、人と人とが支え合い関わり合う「医療福祉業界が好きだな」と改めて感じることができました。

医療福祉業界に興味のある方、現在現場で活躍されている方、これから医療福祉業界で活躍していきたいと考えている学生の方、気になった方は是非最後までご覧ください。

大谷さん!?訪問先でいただいた幸せのオマケ(collateral beauty)


新らしく訪問リハビリをご利用される方のご自宅に訪問すると、玄関からこんな声が聞こえてきました。

「大谷さんはすごいねえ。そしてハンサムやわあ」

102歳の素敵な女性です。

私はすかさず…

「○○さん、はじめまして。こんにちは。リハビリを担当させえていただきます、大谷しょうへいです。」

と挨拶しました。

するとその素敵な女性は驚いた顔をして…

「ホントに?」

というので、

「すみません。嘘をつきました。」

と謝りました。

「あらまあ、本物だったらどうしようかと思ったわ」

素敵な女性は手をたたいて笑ってくれました。

そして、その後ろに一緒にいた素敵な女性の娘様も一緒に笑ってくれました。

私はご自宅を訪問させていただく前に、新しくお会いするこの素敵な女性が「冗談が好き」ということを看護師の方から聞いていました。

その素敵な笑顔、娘様の温かい笑い声、私たちが共有しているその空間…

ホッと心がなごむ温かい何とも言えない瞬間でした。

……

生老病死は避けられない人間の苦しみと言われます。

この苦しみから逃れることはできないかもしれませんが、ホッと苦しみから離れる瞬間はあると思います。

健康であれば出会わなかった私達ですが、病気になったことで出会い、今日ような素晴らしい人生の時間を共に感じることできました。

まさに、幸せのオマケ(collateral beauty)です。

「病気になったのは残念だけど、あなたに出会えて良かったわ」と言ってもらえたら…

当たり前のように思われがちな何気ないその一瞬一瞬に幸せは隠れているのだと私は思います。

おこがましいかもしれませんが、

せっかく出会えたその一瞬だけでも、その方が苦しみから離れることができたなら…

「人」と「人」だからこその、私が感じた幸せのオマケについてのエピソードです。

おわり。


ヘッダー画像(ソルトさん)

今回の記事のヘッダー画像はクリエイターソルトさんの作品を使用させていただきました。

ソルトさん、素敵な画像をありがとうございます。

他にもたくさんの素敵な画像がたくさんあります!ぜひソルトさんのページをご覧ください!オススメです!

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