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ノーコードツール(Adalo)って実際どうなの?エセエンジニアが実際にチーム開発してみた!

どうも、こんにちは〜!まいこさま@Saninukyです!今回の記事では、現役エセエンジニアである私がノーコードツール(Adalo)を使って実際に開発してみた感想を、企画や営業担当との関係を主題として記載してみようと思います!

筆者の本業とスキルレベル

私の本業はスマホ向けアプリの仕様検討/要件定義/開発管理です。エンジニアって書いてしまいましたが上流工程が多く、設計実装にはノータッチなことも多いです。(が、名刺にはしっかりアプリケーションエンジニアと記載があります。詐欺やん。)

コーディングに関しては、大学時代にwebサービス(PHP,Ruby,Python)を開発したり、CやJavaを授業で使うことがあったのでほんの少しできる程度です。化石の知識。

そんな私が今回、本業営業(マーケティング)の2人とチームを組んでサービスを作ることになりました。他2人は私の本業がエンジニア(エセですが・・・)ということで技術的なところはよろしく的な感じでくるのでは?、そんな嫌な予感がしていました。

開発体制

本業では企画や営業が考えたサービスの具体仕様に落とし込んでいく業務が多く、多少無茶でもやるんだよ、そこを考えるのがエンジニアだろ?みたいな圧力が常にあります。(企画や営業の言い分もあると思いますが)

正直こんな機能いるか?と思いながら、技術仕様を検討しているときも多くモチベーションが上がらないときもあります・・・。

今回もノーコードツールと言えど同じような体制になるのかな?とぼんやり思いながら開発が始まりました。が、ノーコードツールが思いの外、学習コスト低く使えるため、3人全員が企画であり、エンジニアである、という今まで経験したことない体制で進むことになりました。

最初に使ったのはGlideですが、こちらはテンプレートも豊富でインスタのような機能をもつPWAアプリが30分ほどで作成できます!スプレッドシートでデータをいじることもでき、特にデータベースの知識もなく始めることができます。まさに、知識いらずで爆速PoCを作るにふさわしいツールだと思いました。

同じくノーコードツールのAdaloでは、簡単なUIにもかかわらず同じ稼働でPWAとiOSアプリとAndroidアプリの3つの形態でパブリッシュすることができます。(通常開発だと考えられない・・・)

このように特殊な体制で始めたサービス開発ですが、いいなと思えるところが3つありました。

Nocodeツールの良いところ①無茶な要望が来ない

まず、エンジニアあるあるだと思うのですが、ストレスになるのが企画や営業からの無茶な要望。実装方法を度外視して考えられた機能をあたかも簡単に実装できて当然のように語られること、よくありますよね。

そういうときに限って、予算も時間も全然なかったり・・・。しかも必要性が感じられなかったり・・・。これ以上書くと愚痴になりそうなのでこのへんにします。

当たり前ですがみんながエンジニア、という立ち位置だとそれがないんです。みんなでサービス方針を考えて、必要機能をピックアップして、実装に落としていく。この流れを一緒にやることで、必要のない機能はそもそも検討時点でふるいにかけられるし、実装も方法を各自が理解しているため最小限になりやすい。つまり、無茶な要望になり得ないんです。

Nocodeツールの良いところ②エンジニアもマーケティングを意識できる

ここまで偉そうに、企画や営業への愚痴を書いてきましたが、逆に私はWebマーケティングの手法、まったく知識がなくど素人状態でした。SEO対策・・・なにそれ、どうしたらいいの・・・?レベルです。恥ずかしい・・・。

しかし、チームみんなが企画であり営業でありエンジニアです。作ったサービスをまずは知ってもらって使ってもらえるように、各自でインスタもtwitterもnoteもできる限り更新する必要があります。ランディングページやApple storeやGoogle play storeの紹介文だって工夫して書く必要があります。

今回のサービス開発では、少しずつSNS/Webマーケティングやアフィリエイト、Admob等これからの時代欠かせないマーケティングの知識を学ぶ機会が得ることができました。インスタは私の担当で、みなさんにサービスを知ってもらえて、なおかつ有益な投稿ができるよう試行錯誤しながら進めているのでぜひフォローしてください!!(必死) 投稿のコツとかあればぜひ教えてください!

Nocodeツールの良いところ③プロトが爆速、意識合わせがしやすい

本業の開発では開発期間は着手から短くても3ヶ月。手法としてはウォーターフォールがほとんどなので、実際に触れるようになるのも3ヶ月後、という具合になってしまいます。つまりなんか違うな?と気づくのも3ヶ月後で作っちゃったからにはリリース、という流れも多いです。

ノーコードツールでは、この機能あったほうがいいと思うんだけど→お試し実装してみましたの流れが1日あれば十分できます。話だけ聞いていたら良さげだった機能も、実際にみんなで使ってみるといらないね。となることもあるのですが、それも1日で済めば有意義な時間と言えるのではないでしょうか。

こんな風に常に納得感を持ってサービス検討や機能実装を進められることに非常に心地よさを感じました。

最後に

サービス開発というプロジェクトにおいては適材適所という言葉通り、個人のスキルを生かした体制を組むことが多いです。企画は企画、営業は営業、エンジニアはエンジニアの仕事を全うする、そんなやり方が一般的で効率もよいと思います。

しかし、企画も営業もエンジニアも出来不出来はおいといて頑張ればやってみることができる時代だと思います。そしてこの中でも参入障壁の高かったエンジニアがノーコードツールの登場により担ってみることのできる役割になっています。だからこそ、コードをかけるエンジニアの価値は逆に高まっていて、より技術力が求められる存在になってきているとも思います。

エンジニアも企画や営業の知識を持っていたり、逆もそうだったらもっと本業での関係性もうまくいくのになと思った今回のサービス開発でした。

本業エンジニアっぽい役割もしなきゃと思って書いた記事もあるのでよろしければ見てみてください⭐️

最後までご覧いただきありがとうございました!ぜひ、私たちのチームで開発したSabinukyも使ってみてください!

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