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子どものわたしがふたをした気持ちと向き合うためにやったこと、次のアクション

来年わたしは30歳になる。16歳で双極性障害を発症し、働けない時期や結婚と離婚や、まあまあ色々あった中で今もまだ未解決のでかい傷があって、それが親からの育てられ方によるものだ。

わたし視点でどんなことが起こっていたか書いたものはこちら(気分が悪くなったら急いで閉じてくださいね)↓

この傷はまだ全然治っていない。成人してからの人生にも多大な悪影響を及ぼしている。今で言う「毒親」から受けた傷で、親には少なくとも愛されていなかったし、憎悪の対象だったんじゃないかなあと思う。

さて、30歳を目前にして、この問題に向き合うべく、何か動いてみようじゃないか!と思い立ったので、記録として残してみようと思う。

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ここまでやったこと

  • されて嫌だったこと、おかしいだろと思ったことをひたすら書き出す

  • その当時の自分の気持ちを思い出す

  • 誰か他人に聞いてもらう、当時付き合いがあった親族に話を聞く

  • YouTube風解説動画を作る(どこにも公開してないです笑)

やってみて驚いたのは、長年ずっとやり場のない怒りを抱えていたにも関わらず、当時の記憶やその場の感情が全然思い出せない、もやもやとして言葉にならないことだった。多分、強く押さえつけて「なかったもの」として処理していたんだと思う。
それでも数ヶ月続けていることで、だいぶ「何が嫌だった」とか「あの家族の問題点」などが冷静に見えるようになってきた。あの頃のわたしが必死に我慢していた気持ちの数々が取り戻せて、タイムマシンでさぁ、抱きしめに行きたいよ……と思ったり。

また、自分に課していたルールはここからきているのか……と気づいた。
例えば「相手が不機嫌になったら自分の責任だから、ちゃんと謝って相手の機嫌を回復させなければならない」「多少傷つくことを言われても、相手に悪意がないなら責めるのは失礼」「狭い通路でノロノロ歩いている人はぶつかられて転ばされても自業自得」などなど、知識の上ではおかしいんじゃない?と思っても、それがデフォルトの行動ルールに設定されていて外すことができなかった。
というか、何が外していいルールで、何が世間的に大丈夫なルールなのか、見分けがつかなかった。

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そして次にやってみようと思っているのがこちら、

  • 上の方に貼ってあるリンク先の「嫌だったこと一覧表」を、実家に郵送する

  • (2023/8/6 追記)インナーチャイルドを癒すセルフカウンセリングとして、ぬいぐるみ療法をする

である。

これを郵送する意味としては、
「相手はこれをなんの問題もなかったと思っているのがムカつくので、とりあえず傷ついていたことを表明する」
「絶縁とまではいかなくても、なんか怒ってるんだなと認識させ、疎遠にする理由を共有する」
この2つが主目的。

これを読んだところで、父親は別に「だから何?実際かわいくないことばっかする子供だったんだから、うざいって虐げられても当然だったでしょ」と言うだろうが、とりあえずわたしは傷ついており、服従する気はないですよと言う意志を表明してみることが大事だと思った。

ぬいぐるみ療法については、ぬいぐるみを、あの頃1人で抱え込んで耐え続けていた子どものわたしだとして、いまのわたしから言葉をかけるというものだ。
「あの時誰もわかってくれなかったけど、○○だったよね」
「いまのわたしがあの場面に行けたら、親にこう言ってあげる」
など……ただし、わたしはぬいぐるみに擬似人格を持たせておしゃべりするようなことがこの29年ピンと来ていない人間なので、果たしてちゃんとできるんだろうか?と思っていますね……。

(2023/8/29 追記)
ぬいぐるみ療法やってみました。レポしてます↓

このアクションによって、何か面白い反応があったり、自分が傷と向き合う上で有意義な進展になったりしたら、また記事にしてみようと思っている。
わたしが大人になってから、1人の大人として、対等な立場から親を批判するのはおそらく初めてなので、どんな反応があるか結構楽しみである(やや不謹慎ですけどね)。


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