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人付き合いが苦手な私が実践してきた無理しないコミュニケーション術

こんにちは。すうちです。

今回は個人的なコミュニケーション術や思考法について、いくつかの視点で書いてみます。

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※タイトル画像:nouchiさん


はじめに

(自分で言うのもなんですが…)私は陽気なキャラでもなく、どちらかというと内向型。無理して人付き合いをガンバリたいとも思わないし、もし許されるなら仕事で丸一日誰とも話さずコードを書いてたいタイプです。

そんな私ですが、IT業界で20年以上も働いてそれなりコミュニケーション能力が育ったからか?仕事と割り切れば、ある程度のことはできるようになりました。

以下、そこまでに至った経緯です。


最低限、人と接する能力がついたきっかけ

新人時代の幹事経験

当時の会社の文化で、新人は会社の飲み会幹事が定番でした。私は最初これがかなりイヤで知らない部署の人にも声かけることが辛かったのを覚えています。

ただ、それなり数をこなして色んな方に声をかけることで無愛想で怖そうな人が意外に優しく接してくれたり、自分からタイミングを見極めて話しかけるコツなどを覚えて、小さな成功体験が積み上がる感覚がありました。

結果、新人時代に他の部署の人にも何となく顔と名前を覚えてもらえ、その後、仕事で他部署の人にも相談しやすくなりました。


リーダーやマネージメント経験

入社から5年ほど経った頃、人手不足と会社の方針(比較的若い時からリーダ経験をさせる)もあり、次第にマネジメント業務を任されるようになりました。

ただ、冒頭のとおり人付き合いが苦手な私には色んな人と会話したり、作業を管理する能力が問われる業務に毎日不安と変な汗が流れる日々だったのを覚えています。

今までは上司や先輩にフォローされる身だったのがフォローする側に回ることで、人との接し方を考え直すきっかけになりました。

それは、相手の立場になって考えることです。


人間関係を築くあれこれ

相手の立場を想像する(同じ経験をする)

昔、何回か炎上案件を経験しました。いずれも後発での参加でしたが、その場合、大抵先にいるメンバは度重なる残業で疲弊しています。

そんな時、どこの馬の骨ともわからない新しいリーダーが入ってきたことを想像して頂くと、その人の信頼感はゼロスタートと思います。

私が担当だった頃、口先ばかりで中には入ってこない上司に冷めた感覚を持っていたので、少なくともそうならないように立場関係なく作業で手が足らない所を手伝ったり、一緒に残業してチームメンバと同じ経験をすることを意識的にやってました。

口下手でも一緒に行動を共にして、築ける信頼もあると思います。

当時そういった行動が功を奏したのか、その後はチームメンバと仲間意識が生まれ仕事が進めやすくなりました。


できることは極力手をあげる

前述と少し重なりますが、例えば、上司からある人選(募集)を依頼された時は、極力手をあげるようにしています。

こういう時、日本企業だと仕事以外の負担が増えるので、あまり積極的に手をあげる人は少ないかもしれません。

ただ上司の立場を想像すると大抵チームのノルマなどで人選に困っている場合が多く、それに応えることで上司の期待や信頼感につながることもあると思います。

ただ、こう書くと聞こえはいいですが、過去に安易に引き受けて私自身とても苦労した経験もあります。。。

あくまで余裕がある時という条件つきで、毎回やっている訳ではありません。

本当に余裕がない時は「私はここにいません…」と気配を消す技もいつしかできるようになりました…笑


それでも合わない人はいる…そんな時は

距離を置く

以前とにかく合わない上司がいました。当時私も若かったのもありますが、上司の言うこと為すことがなぜか受け入れられなかったのです。

そんな時は距離を置くことを意識してました。無理すると自分のメンタルが弱ってしまうので、仕事上の最低限必要な会話だけにとどめて。。。

一応付け加えると、そういう状況でも朝や帰宅時の挨拶などは自ら率先してやるようにしてました(少しでも上司との関係を和ませるため)。


できるだけフラットに相手を見る

若い頃は距離を置くことが唯一の術!?でしたが、今はもう少し別の視点で合わない人ともそれなりやっていく方法を身につけました。

それは先入観を持たずフラットな視点で相手の一部でも共感できる部分を探すことです。

合わない人というのは、過去に自分を否定されたり何か価値観に合わないことを言われたことがきっかけで、拒否反応が生まれているように思います。

最初はなかなか難しいですが、一度その人の過去は忘れて初めて会った人と会話するように意識を向けると、全ては同意できないにしても部分では理解できたり共感できることもあることに気づきました。

この意識を持って、相手の同意できる部分を添えて自分の意見を加えると否定される感覚は持たれにくいので、それなりの関係性を維持できるように思います。


最後に

フラットな視点で見ることは、本で得た知識と自身の経験からの気づきです。

どの本かは忘れてしまったのですが「人間の細胞は毎日生まれて少しずつ入れ替わっている」「人は昨日と同じ人ではなく変わっている意識を持って(過去にとらわれず)接するべき」のような主旨でした。

当時合わなかった上司の発言も、この視点で考えると今は理解できることもあります。昔それができていれば、違う関係性も築けたかもしれません。


余談ですが、コ○ナ禍があけて、最近会社の飲み会が開かれるようになり、飲み会の場が苦手な私は、どう断ろうか考える機会が増えています。

SNSでChatGPTとかに欠席の回答案を作ってもらう人も見かけましたが、それに頼ってみるのもありなんでしょうか。。。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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