自然栽培を選んだ理由
私は「育児×自然栽培」で人に寄り添うことを夢としています。
具体的にはカウンセリングやセミナーという形で、自身の育児経験と自然栽培の知識を踏まえ、健康や子育てに悩む方々に役立つ話ができる人になることを目指しています。
今回は、その自然栽培とは何なのか、何故それが良いのか。について書きます。
※私は現在自然栽培に関して勉強中です。誤った情報の拡散防止にも、ここでは今の私がお伝えできる範囲での内容になることをご了承ください。
1.自然栽培とは
2.自然栽培の良いところ
3.私が目指すとこと
以上3点についてお話します。
1.自然栽培とは
自然栽培は完全無農薬無肥料の農法です。
オーガニックと勘違いされることが多いですが、別物です。
オーガニックでは肥やしを使用していますが、自然栽培ではそれすら使用しません。
持ち込むのは種のみ。(固定種)
え、それで野菜が育つの?と疑問に思う方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、森や林に生える木々、植物のことを考えてみてください。彼らは肥料や農薬無しで元気に育っています。
あれが自然な姿だと私は気が付きました。
環境(特に土壌)を整えれば、畑の野菜もあのように育つことができます。
2.自然栽培の良いところ
①人体に優しい。→完全無農薬無肥料の農法。F1種ではなく固定種の使用。F1種とは、その野菜の種からは野菜ができない種のこと。(例えば、スーパーで買ったピーマンの種を植えても、ピーマンはできません)つまり、子孫を残せない野菜です。近年男性不妊症が増えているのは、この子孫を残せない野菜を食べているからではないかとの見解もあります。
②環境に優しい。→温室効果ガス削減に貢献。農耕作地からは、化学肥料などが原因でCO2の約300倍というはるかに強力な温室効果ガス(亜酸化窒素)が出ていることをご存じでしたか?私は知りませんでした。しかも、人為的温室効果ガス排出量の約15%が農地から出ています。農地からこんなにたくさん温室効果ガスが出ているなんて衝撃ですよね。
③栄養価の高い野菜が育つ。→最近の野菜は生産量を重視するあまり、栄養価が低下しています。戦後間もない1950年から比べると栄養価は半分以下といわれています。コロナ禍で免疫力UPが注目される中、栄養価の高い食物の需要は益々高まっていくのではないでしょうか。私自身、妊娠中に1度風邪を引いてしまいましたが、それ以降自然栽培の野菜を少しずつでも食べ続けていたらその後、風邪は引いていません。
3.私が目指すところ
①「次世代に美しい地球を残す」
今年の5月に娘が生まれて、この思いが強くなりました。
自分が死んでしまったら、子供に何かしてあげることはできませんが、今の私が何か残すことはできます。
現在、人類の自然資源消費量は地球の持っているキャパを超えています。
地球は、瘡蓋ができても傷が治りきらないうちに瘡蓋が剥がされてしまっている状態です。
このままでは、地球の環境は悪くなる一方です。
このせいで、温暖化は進み、異常気象も後を絶ちません。
国連の世界気象機関(WMO)のターラス事務局長は「我々は気候変動を止められる最後の世代」と述べています。
これを聞いて私は「やるしかない」と思いました。
②「スーパーで安価で自然栽培の野菜を買えるように」
上記のように自然栽培の野菜は人体にとっても、地球にとっても良いものです。しかし、現在は生産量も少なく高価なため、スーパーなどで手軽に入手できない状態です。
ですので、自然栽培が普及して、本当に良いものが当たり前に出回る社会になってほしいと私は思っています。
参考資料↓
農耕地からの温室効果ガス排出量http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/magazine/pdf/mgzn09801(4).pdf
ターラス事務局長の発言 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-12-04/2018120414_02_1.html
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