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九月一日ヲ忘レルナ⑥~関東大震災から100年~

 災害への備えというと、水や食料に目が行きがちですが、”トイレの備蓄”も同じくらい重要です。今回の投稿を通じて、災害用トイレの備蓄を検討するきっかけにしてください。


災害用トイレはなぜ必要か

 住宅に十分な耐震性があっても、上水道が断水したり、下水道に被害が出た場合は排せつ物を流すことができず、トイレが使えなくなります。想像してみてください。排泄物が溜まり、溢れる様子を。
 このようにトイレ環境が不衛生だとどうなるでしょうか?感染症に感染かかったり、なるべくトイレに行かないように食べる量を減らすということが起きます。長い間このような環境で生活すると、最悪の場合、命を落とす危険があります。
 だから、災害用トイレを備えることが必要です!

災害用トイレの種類

 災害用トイレには様々な種類があります。そのなかでも、自宅に備えやすい、携帯トイレと簡易トイレについて説明します。

何日分備蓄するべきか

 それでは、災害用トイレは何日分備蓄するべきでしょうか?

※(1日5回分)×(7日分)×(家族の人数分)はあくまで目安です。

災害用トイレの処分方法

 災害用トイレを使用したら正しい方法で処分しましょう。多くの自治体で、可燃ごみとして出すことができますが、災害直後はごみの収集を一時休止する可能性がありますので、お住いの自治体の案内に従ってください。

【応用編】災害用トイレをつくってみた

 まずは携帯トイレや簡易トイレを備蓄するべきですが、万が一それらがない場合、家にあるもので災害用トイレを作ることができます。

【応用編】新聞スリッパをつくってみた

  新聞紙を使ってスリッパを作ることができます。割れたガラスやがれきから足を守ったり、トイレで用を足すときに使えば衛生的です。ぜひ試しに作ってみてください。