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びじゅチューン! 私的極小ネタ図鑑 #42


若冲先生、8年半目の初顔出し!


今回はレギュラー放送についてではなく、「MIXびじゅチューン」からのネタだ。

先週放送されたMIXびじゅチューン「京都1780」は、1780年頃に京都に住み活躍していた4人の絵師の作品を取り上げた回だった。

伊藤若冲 「樹下鳥獣図屏風事件」
曾我蕭白 「犬派はモノクロ猫派はカラー」
円山応挙 「平熱でうらめしや」
長沢蘆雪 「竜虎旅館」

最後にその4人が、もちろん井上涼さんの絵で、画面に4人並んでピースをしているのだが・・・・

左から 伊藤若冲、曾我蕭白、円山応挙、長沢蘆雪
公開されている動画からではなく、テレビ放送の画像を写真で撮ったものなので、全画面どーんとお見せするのがはばかられ、こんな部分的なチラ見せになりました。

そのうち3人は、アニメーションで歌詞係を務め、顔なじみのメンバーである。

が、しかし、伊藤若冲。
この人は、番組最初期の作品「樹下鳥獣図屛風事件」の作者。番組最初期のためか歌詞係のスタイルがいまいち定まっていなかったようで、若冲はどこにも顔を出していないのだ。

「樹下鳥獣図屛風事件」の歌詞係はなんと「升目描き」!
今となっては、何それ?な歌詞表示の物質系ナニモノかだ。

升目からの
歌詞カードで「升目描き」 ???な歌詞係である


「樹下鳥獣図屛風事件」は、今年で8年目になるレギュラー放送、全115曲の中で、公式に認められている「びじゅチューン!」作品の3番目の作品。
2013年から始まったベータ版のような放送で流され、多分諸事情で作品から除かれている3曲を含めても5番目の作品だ。
(「あしゅらコーラス」「ファッショニスタ大仏」が除かれている。「樹下鳥獣図~」の後にも1曲、「最後の晩餐サンバ」が除かれている・・・最後のなんて怒られそうだもんなぁw 詳しくはWikipediaをどうぞ)

以後、伊藤若冲の作品が「びじゅチューン!」で取り上げられることはなく、今は超ビッグネームの若冲先生、「びじゅチューン!」では存在感がなかったのであるが、今回のMIXびじゅチューンで初のお目見えとなった。

初顔出し!!

同じくチラ見せです。
最初の画像と合体させると若冲の全貌がw

この放送のためだけに、井上涼さんは、伊藤若冲の似顔絵を描いたのだろう。
よかったですねぇ、若冲先生。

まだゴローニャが流行るよりだいぶ前、東京で開かれた伊藤若冲展に、炎天下人々が4時間も5時間も並んだというようなニュースがあったようななかったような。
そんなにすごい人なのに、そして「びじゅチューン!」創成期の「オリジナルメンバー」なのにw、初放送以来8年半ぶりの顔出しとなったというめでたい大ニュースなのである。
顔出しがレギュラー放送の新作でなく、ちょっとイレギュラーな「MIXびじゅチューン」なのが、残念と言えば残念。

今回取り上げたMIXびじゅチューン「京都1780」は明日、9月23日(金)12:50~13:00 Eテレで再放送されるので、気になる方はご覧になってください。
番組の最期に、4人の絵師がピースで出てきます。
若冲先生の全体像もご覧になれますw

レギュラー放送も10月から変わるようですよ。


今回の記事に関係する「びじゅチューン!」作品



私的極小ネタ図鑑のマイルール
・DVDBOOKの中で井上さんが触れられていることはメインのネタに取り上げない。解説はDVDBOOKも参考にする。
・登場人物は他の作品にも様々出るので、メインのネタとしては基本的に取り上げない。本当に一瞬のチラリ登場は、うれしすぎて取り上げるかもしれない。
・すんごくみみっちいどうでもいいことを中心に取り上げる。

びじゅチューン! 全作品はこちら↓




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