見出し画像

びじゅチューン! 私的極小ネタ図鑑 #32


SECOMなのかALSOKなのか 「びじゅチューン!」界の警備員さんあれこれ


今年5月の新作「スパイゴッデス」には警備員さんが登場する。

(007のイントロをベースにした脳内ヘビロテ度の高い曲だ)
今までの作品の中で最も大人数の警備員登場。そして一人、のんきにスパイの侵入を許す特徴的な目の警備員。

画像1


この人を見てからむくむくと警備員が気になりだし頭から離れない。

よく出てくるこの人と似ているから(鮭ミラーボールより)

画像8

(まつ毛の有無と髪のメッシュから別人だと判定)

警備員さんは、私の知る限り「スパイゴッデス」を入れて3作に登場している。ちょっと間抜けで主人公を引き立てるバイプレーヤーとして存在感がある。いい味出してる。
そこで警備員さん特集だ。

まずは「スパイゴッデス」の警備さん。
冒頭で書いた目に特徴のある警備員以外は、みんなメガネのヒトw

画像2

わらわらとスパイ侵入の現場に駆け付ける。
彼らの制服は青、真ん中のくぼんだ黒いつばの帽子と襟付きのシャツとズボン。
何だか見たことある人たち。

そう「夏野菜たちのランウェイ」に登場する警備員だ。

画像3

いとも簡単なトリックで夏野菜たちに騙され、世界の大イベントミラノコレクションの、しかも関係者用の通路への侵入を許すどころか、ステージにまで上がらせてしまう。がんばれ警備員。

彼らの制服がミロス島の警備員とよく似ている。
この記事を書くまで私は全く同じだと思っていた。同じ会社!
だが、よく見ると違いがある。

色も基本のデザインも同じだが、帽子のつばが黒くない。トップスの襟はなく黒いベルトに警棒を装備している。

うーーーむ。
だが、警備の現場によって装備は違うだろう。
またミロス島はギリシャ、ミラノはイタリア、国や各支部で少しずつ特徴を変えたり気候に合わせたりしている可能性はある。

私は同じ警備会社がミロス島もミラノコレクションも、警備を請け負っていると考えたい!(何の力説?)

ミロス島はエーゲ海に浮かぶ島。ミラノはイタリア北部。
だがアルプスより南の大雑把に言うとギリシャ・ローマ文化圏というか地中海文化圏と言えるだろう。

多分この警備会社は地中海沿岸の各地を中心に業務を広く行う会社。
(株)地中海警備
これで決まりだ。


さて、もう一つ警備員が出てくる作品「真珠の耳飾りのくノ一」を見てみよう。

画像4

くノ一の予告があったのだろう。でっかいラピスラズリを警備中だ。場所は多分オランダはマウリッツハイス美術館。

上記2作品より早い時期に作られたもの。そして一瞬の登場。存在感はあまりない。
そのためか服のディテールは省略されている。
だが(株)地中海警備とは明らかに制服の色も違うし何より帽子と右胸に輝くエンブレムが特徴的だ。
かなりの確率で違う会社の警備員だ。私の中では確定だ。

だが待て、この人は本当に警備員だろうか?今一つ断言し切れない。

なぜなら「真珠の耳飾りのくノ一」の刑事さんの部下、つまり警察官の可能性があるからだ。
くノ一からの予告状を受けて、警察も美術館の警備に出張っているのでは。
通常美術館の警備員は館内を巡回しているもの。展示物一つに一晩中張り付いていることはないであろう。
特別な任務を帯びた警官かもしれない。

参考になる作品がある。
「ひとよだけ巡査」に出てくる警官だ。

画像5

この人は確実に刑事さんの部下。水色のシャツの上から紺のベストのようなものを着用している。日本のおまわりさんに近い。当然制帽のバッジや制服のデザインが美術館の人とは違う。

・・・あんまり参考にならなかった。

だがマウリッツハイス美術館を警備しているのは、刑事さんの直属の部下でなく現地の警官かもしれない。ほら、よく銭形が現地の警察にも協力を要請するし。
ひとよだけ巡査だって現地のおまわりさんなのに協力要請されて(多分本庁が扱う事件の)捜査に加わっている。

というわけで「真珠の耳飾りのくノ一」は、宝石を警備している人が警備員かどうかは微妙なところだ。

だが警備員の可能性も消えたわけじゃはない。
(株)地中海警備に対抗して、北ヨーロッパを拠点にする(株)ノースヨーロッパ警備とか美術品専門の警備会社(株)セキュリティ・フェルメールとか・・・


(株)地中海警備 の存在は確かだと思うけどな。
~古代遺跡から各種イベントまで、あなたの安心をSECOMします~

それじゃSECOMか。


イマイチ結論が何も出なかった今回。いずれはっきりさせたいものだ。
次にいつどんな形で「びじゅチューン!」に警備員が登場するか・・・

画像6

画像7

ふふふ・・・待ってるわよ。

そしてあいまいな結論にはおしおきよ!(ひぃぃ)


私的極小ネタ図鑑のマイルール
・DVDBOOKの中で井上さんが触れられていることは取り上げない。解説はDVDBOOKも参考にする。
・登場人物は他の作品にも様々出るので、メインのネタとしては基本的に取り上げない。本当に一瞬のチラリ登場は、うれしすぎて取り上げるかもしれない。
・すんごくみみっちいどうでもいいことを中心に取り上げる。


びじゅチューン! 全作品はこちら↓



この記事が参加している募集

#コンテンツ会議

30,767件

お読みいただきありがとうございます。楽しんでいただけたなら嬉しいです😆サポート、本と猫に使えたらいいなぁ、と思っています。もしよければよろしくお願いします❗️