オタク活動は田舎が有利
先日、11月22日金曜日午前7時。私は映画館に並んでいた。
11月末の朝はそりゃ寒いもので、コートがあるにしろ「下にヒートテックでも着ていればよかったかな。」と思うほど。私の前に並んでいる人は10人ぐらいだろうか。映画館の開店は8時なので、どれほど前から並んでいるのかと少し怖くなった。寒くないのだろうか。
この日、彼らとそして私が並んだのはある限定アイテムのためだった。
仮面ライダージオウに登場するライドウォッチ、それの限定版。全国で35000個しか販売されない。それを買うために、寒空の中オタク達は映画館に並ぶ。
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基本的にオタク的なイベントは東京で行われる。握手会やトークショー、ライブ、キャストが集まるイベントは大体東京だ。だから、オタ活をするなら東京が良いとみんなが考える。
しかし、それがある条件の下では逆転する。アイテムのコレクションを考えると、一転するのだ。
上述したようにイベントは東京で行われるため、オタク達も東京近辺や都市圏に住む。そんなときに今回のような限定アイテムが現れたらどうなるか?店に殺到する。
都市と地方ではアイテムの存在比率は異なるであろう。都市のほうが人が多いのだから、そちらのほうがアイテムが存在する個数は多い。しかし、それを上回る人の多さ、そして転売屋の存在、それらによってオタク達にアイテムは渡らなくなる。
3時間歩きまわって買うことができなかった友人の話を聞いて戦慄した。
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東京周辺に住むことの利点はイベントへのアクセスのしやすさではないかなと思う。そういうキャストに会うだとか触れ合うだとか、中の人に接触したいのなら東京が良いのだろう。
ただ、私のようなタイプは異なる。アイテムを集めたい等のその世界観にしか興味がないタイプだ。そんな人らは東京は家賃等のお金がかかるし、アイテム収集に関しても博打をうたなければならない。
どちらでもいいとは思う。ただ、私としては田舎でのんびりしながら遊ぶのがいいなと、ただそれだけ。
ちなみにアイテムは買えた。
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