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am2:00、夜は優しい


なるべく私を思い出しますように


好きな人には、いつか幸せになってもらいたい。
私のことが好きじゃないとしても。

ほんとはちょっと、ちょっとだけ、私のことを好きなってくれないかなと思う。
少しだけでも、いいなと思ってくれてたら救われる気がする。たまにでも、私を思い出してくれたらどれだけ幸せだろうか。
きっと、好きになったことすら忘れるつもりなのかもしれないけれど。


誰かの純文学


在り来りな関係。よくある話。
そんな言葉で人の恋愛や人生を片付けていいのだろうか。
夢を諦めた人の先には、きっと別の夢があるのだと思う。夢は、子供の頃の将来の夢だけではないと思う。
小さな幸せを願うことは、その人の生きる希望で夢だと思う。

たくさんの小説を読みたい。たくさんの人生を知りたい。どんな話であっても、きっと美しい物語だ。
私の純文学は。


夜は寄り添ってくれる


夜は、少しだけ優しい。悲しさと記憶に寄り添ってくれる。
夜に少しだけ貴方が私を思い出してくれたら。
さっきの文章、嘘をついた。私は欲張りでワガママなので、本当は誰かと幸せになってもらいたいなんて思えない。
私じゃダメな理由なんてきっとないと思う、でも、私じゃなきゃダメな理由がなかった。それだけなんだと思う。

貴方の作り上げてきた物語の1ページになりたい。貴方の記憶に少しでも傷をつけたかった。

貴方がいつか、救われますように。
これは嘘のない、あなたへ贈る小説の1行目だ。

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