サロンピアノフレンズ

ピアノ弾き&ピアノ講師。ピアノを弾きたい大人のみなさま、”ご自身のピアノ”を、しなやか…

サロンピアノフレンズ

ピアノ弾き&ピアノ講師。ピアノを弾きたい大人のみなさま、”ご自身のピアノ”を、しなやかに創っていきましょう! 自身のアメブロ「Welcome to大人のピアノプラクティス♪」 https://ameblo.jp/pianopracticesalon/ からお引越し中。

マガジン

  • 想うことはみな繋がっている

    音楽の話題に限らず、想うこと、気づくこと、感じることを、綴っていきます。みな、どこかでなにかが繋がっていて、面白いです。

  • ひさびさにピアノを弾いてみたいひとへのエール

    「ひさびさにピアノを弾いてみようかな」と思っているひとたちへまずお伝えしたいこと、綴ってみます。彩りゆたかなピアノライフの扉を開きましょう♪

最近の記事

70%の力で”極め”て

今日のタイトルは「70%の力で”極め”て」です。なので、7分咲きにように見える白梅の写真を飾ってみますね。 12年前、自身のアメブロ[Welcome to 大人のピアノプラクティス♪]に、力加減について記しました。ご紹介します。 若人は120%、大人は70%の力で、”極め”て 40代後半となって日々確信しつつあることは、『70%のパワーでいいのではないか』ということです。これは何事にも当てはまるのでは?とひそかに考えていますが、まずは、ピアノの練習に例えてみましょう。

    • ひとの手 - 美術からのヒント

      自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2016年3月7日、公開した記事です。読み返してみて、今もまったく同感することばかりだったので、そのままnoteへお引っ越しさせますね。 なお、タイトル画像と、下記でご紹介している画家さんやその作品とは、まったく関係ありません。 ひとの手 先日、SMAPの稲垣吾郎さんが進める番組を見ていたら、 ボディペインティングを専門とするアーティストさんが 出演していました。 女性の美術大学生さんです。 彼女の

      • 狩野探幽の『余白』と音楽の『間(ま)』 - 美術からのヒント

        自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2014年1月21日、公開した記事です。読み返してみて、今も同感することをピックアップしてみます。 なお、タイトル画像と、下記でご紹介している美術展および狩野探幽さんとその作品とは、まったく関係ありません。 狩野探幽の『余白』、音楽の『間』 昨年師走に、出光美術館で開催されていた 「江戸の狩野派ー優美への革新」を観ました。 一番印象的だったことは、 狩野探幽という画家が『余白』というものに重きを置いて

        • 音楽、それは時間芸術

          ”時間芸術”と言われる音楽。 わかるようでわからない表現。それでいて、とても魅了される表現。 音楽は、絵画や彫刻のように、作品が、目に見える形で存在していない。でも、聴こえてくる。空間を舞っているものが在って、そしてそれは、空間に昇華されていく。 空間を舞っているもの、それは音たち。歌であれば、音に言葉を乗せている。 音は、ひとつひとつ位置の高い低いがあって、それは、ある一定の時間、躍動(リズム)とまとまり(メロディ)を持って、空間を舞い続ける。1音1音、主張と個性と

        70%の力で”極め”て

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        • 想うことはみな繋がっている
          5本
        • ひさびさにピアノを弾いてみたいひとへのエール
          5本

        記事

          また弾いてみたいと思うあなたの潜在力

          ピアノを再開しようと思っている大人のひとから、「弾けるかなぁ?」と、不安げな言葉を伺うことがあります。 しばらくぶりですもの、なんとなくいろいろ不安、ですよね。 でも、日常の忙しいなかで、「この曲を弾きたい」と思うこと、ピアノを再開してみようと思うこと、それだけで、ピアノを弾く潜在的な力をお持ちなのではないか、と、私は思います。 思うというより、確信しています。 幼いときに習い事のひとつとしてピアノを弾いて、そのときでピアノが完了してしまっていれば、大人の忙しい日々に

          また弾いてみたいと思うあなたの潜在力

          ”場”と”ひと”

          久しぶりの投稿です。久しぶりにnoteにログインしまして、書き溜めている下書きのなかから目に留まったものを公開したくなりました。話題は、ピアノ話から離れます。 数年前のことです。新聞に、半面使って、ある本の広告が載っていました。青山俊董さんという方の著書「泥があるから、花は咲く」の広告でした。青山さんは、女性初の曹洞宗「大教師」とのことで、ご住職さんのようです。 目次が記されていて、そのひとつに、目が留まりました。それは、『場が人を作り、人が場を作る』 「場」は、与えら

          ステージをひかえた日々その5♪明日が当日!

          「ステージ」それはつまりソロコンサートのことなのですが、当初の予想通り、ほとんど更新できずに、明日の当日を迎えることになりました! 明日に控えて、本番のホールでひとりで練習して参りまして。 帰り支度をしていると、ホールのスタッフのおひとりが 「天国への階段、かっこいいですね!」とおっしゃってくださって! 「(天国への階段って)おわかりになりました?」 「わかりましたよー」 それから、「天国への階段」話題で盛り上がりまして。 「最初のリコーダー(の箇所)、どうしているん

          ステージをひかえた日々その5♪明日が当日!

          ステージをひかえた日々その4♪ソナタ悲愴⑴

          ステージをひかえた日々「その4」と題しておりますが、ステージは来週の今日です。ちょうど1週間後です。この記事を綴っているこの時間の来週は、ステージの後半に入ったころですね。 この「ステージをひかえた日々」シリーズを綴ろうとしたのが1ヶ月前だったかと記憶しています。予期した通り、ほとんど更新ならず、でしたね。。。いえ、綴っておきたいこと、練習していて気づいたことは少なからずあるのですけれど、このnote、見出し画像の設定がまずの難関で。ですが、note様が、この画像に利用でき

          ステージをひかえた日々その4♪ソナタ悲愴⑴

          ステージをひかえた日々その3♪クレオパトラの夢⑵

          見出し画像、ぼやけてしまっていますね〜、ごめんなさい! いろいろ調整してみています、サイズ調整いつしかまで乞うご期待、でよろしくお願いいたします。 さて、見出し画像のこの小節は、『クレオパトラの夢』の右手の1小節。 このパターン、この曲ではよく登場します。頻繁に現れます。 想像するに、、バド・パウエルの右手の形に、音の並びがフィットしていたのかなぁ、と。 このような指使いにすると、実感多々です。 パウエルは、すごい速弾きの人だったようで、『クレオパトラの夢』も、すごく速

          ステージをひかえた日々その3♪クレオパトラの夢⑵

          ステージをひかえた日々その2♪クレオパトラの夢⑴

          「ステージをひかえた日々を綴ってみます。どうなるか自分でもわかりません」と綴ったのがちょうど1週間前! ベートーヴェンの悲愴ソナタについて書きます!と綴りましたが、ステージ後半にお届けするノンクラシックの譜面作りに奮闘中💦 バド・パウエルの『クレオパトラの夢』を弾いてみたくなって選曲したのはいいのだけど、この調号たち、見てください(タイトル写真)! 全部の音が半音下がっています! 全部の音が半音下がっているということは、 たとえば楽譜に「レ」が書かれているとして、そ

          ステージをひかえた日々その2♪クレオパトラの夢⑴

          ステージをひかえた日々その1♪序

          タイトル通りです(笑) 来月、「ピアノアフタヌーン」と題したピアノ会を開きます。 こんな感じの会です。 ↑で、”宣言”したように、これから、当日ちょうど1ヶ月前のこれから、ステージ準備のアタフタを綴ってみようと思います。演奏曲は5曲を予定しているのですが、そのなかで、「有名」「(コンサートピアニストのコンサートでも、発表会でも、)よく選曲される」「(弾き込んでいくと)やっぱり難しい」曲である、ベートーヴェンの『悲愴ソナタ』を取り上げるつもりです。 たぶん、いままでの経験

          ステージをひかえた日々その1♪序

          また弾きたい、でも、、、弾く時間が無い!

          ピアノを弾くひとって、真面目な方が多いのです。たぶん、「毎日、練習しましょう」という先生の言葉を受けて、幼い頃から、毎日、コツコツ練習なさってきたからだと思います。 ふと「またピアノ弾きたいな」と思ったとき、いくつか湧き上がってくる懸念のひとつに、「毎日、練習する時間あるかな・・・」がありませんか? たしかに、大人が、30分なり1時間なりのまとまった時間を、日常のせわしいなかで作り出すことは、容易ではありません。「今日は弾こう!」と思っていても、次から次へとやらなければな

          また弾きたい、でも、、、弾く時間が無い!

          また弾きたい、、、どの曲から弾き始める?

          「ピアノをまた弾きたい!」と思うひとは、たいてい、弾きたい曲をお持ちです。 そのなかに、以前弾いていた曲、ありませんか? 発表会で弾いて、先生に褒められた曲、とか。 ぜひ、その曲から、お弾きになってみてください。以前たくさん練習した曲、それも、人前で弾くために一生懸命練習した曲は、時間が経っても、手指が覚えています。 「あ、そうそう、ピアノを弾くってこんな感じだった!」と思えば、そのまま心地よく弾き進めていきましょう。おおいに「弾くこと」を楽しんでください! 一方、弾き

          また弾きたい、、、どの曲から弾き始める?

          また弾きたい、でも、、、ピアノが身近に無い!

          「ピアノをまた弾きたい!」と思っても、ピアノを弾くようになるまでには、いくつかのハードルが待ち構えている場合もあります。 そもそも、「弾きたい!」と思っていても、ご自身の身近にピアノが無ければ、なかなか弾けないわけです。 この場合の「大人ならば」でのアプローチを思案してみましょう。 現在は、身近にピアノが無い場合 弾きたいのにこれでは弾けません。そのお気持ち、ほんとによくわかります。私も、身近にピアノが無い時期を過ごしたことがありますので。 ピアノを身近に置きたい!

          また弾きたい、でも、、、ピアノが身近に無い!

          またピアノを弾きたいorもう弾いている大人の方々, welcome!

          noteへの初めての記事です。 大人の方々へピアノをお教えしています。 幼い頃からピアノをお弾きになっていたけれども、いつしか、ピアノから遠のいてしまった大人の方、、、いらっしゃいますよね?! 「あ、自分のことだ」って思ったあなた、また、お弾きになってみませんか? 私自身も、ブランクを経てのピアノ再開者です。ブランクがあったのは20年以上、修行時代は15年以上、5年前から”サロンピアノフレンズ”を主宰しています。ピアノを弾くことを大切に思っている大人の方々へ、私の経験則

          またピアノを弾きたいorもう弾いている大人の方々, welcome!