サロンピアノフレンズ

ピアノ弾き&ピアノインストラクター。ピアノを弾きたい大人のみなさま、いまこそ『ご自身の…

サロンピアノフレンズ

ピアノ弾き&ピアノインストラクター。ピアノを弾きたい大人のみなさま、いまこそ『ご自身のピアノ』を奏でていきましょう! 自身のアメブロ「Welcome to大人のピアノプラクティス♪」 https://ameblo.jp/pianopracticesalon/ からお引越し中。

マガジン

  • 想うことはみな繋がっている

    音楽の話題に限らず、想うこと、気づくこと、感じることを、綴っていきます。みな、どこかでなにかが繋がっていて、面白いです。

  • ひさびさにピアノを弾いてみたいひとへのエール

    「ひさびさにピアノを弾いてみようかな」と思っているひとたちへ、ぜひお伝えしたいことを綴っていきます。彩りゆたかなピアノライフの扉を開けていきましょう!

記事一覧

それぞれの生き方-『虎に翼』

『虎に翼』の放送が終了しました。 脚本家の吉田恵里香さんが、”寅子とその家族と同志たちの物語”と書いていらっしゃるのをネットニュースで拝見しました。そのとおりで…

神々の樹叢を歩いて思い浮かぶ響き

先日、神社を三箇所巡りました。どの神社も初めての参拝です。 海からお出でになる神々、天界から山に降り立った神々、を感じ入る巡りでした。見出し画像は、巡った一社で…

やってみたかったこと・・ピアノ合宿

突然ですが、みなさまは「やってみたかったこと」ってあります? 私は、ピアノの合宿です。 今は、中高時代から、ひとによっては小学校の頃から、合宿を経験しているひと…

ひとの声、ひととのやりとりに和む

つい最近、あることを申し込みたく、ネットで申し込み作業を進めていました。参加予定のイベントに付随するものの申し込みです。 「ネットならイベントの直前まで申し込み…

ヴァイオリンのG線からのヒント

2017年10月12日にアメブロ(Welcome to 大人のピアノプラクティス♪)に記載した記事です。読み返してみて、「こちらに移しておきたいな」と思う記事を引越しさせています。…

おすすめの練習方法ひとつ - ハノン

たくさん教本が出ている現在、もしかしたら、今や、指の練習をハノンで行うひとは少なくなっているのかもしれません。 私にとっては、弾かない期間が長かったときには(あ…

”習い事ベスト10”のポジションから、ひとはいつ弾かなくなる?

「こどもの習い事ランキング」などで、いつもベスト10に入っているのが「ピアノ」。時代によってはベスト5入りが続くときもあるくらいで、昭和→平成→令和と、時が流れて…

演奏、それは同じにできないもの - 模写作品からの気づき

2017年1月11日にアメブロ(Welcome to 大人のピアノプラクティス♪)に記載した記事です。現在、アメブロからnoteへ引越し作業中で、noteに引き継ぎたいものをセレクトして…

壁画家シャヴァンヌから学ぶシンプル- 美術からのヒント

自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2014年1月25日、公開した記事です。10年前に書いたことですが、今、読み返してみて、まったくもって同感する…

70%の力で”極め”て

今日のタイトルは「70%の力で”極め”て」です。なので、7分咲きにように見える白梅の写真を飾ってみますね。 12年前、自身のアメブロ[Welcome to 大人のピアノプラクテ…

ひとの手 - 美術からのヒント

自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2016年3月7日、公開した記事です。読み返してみて、今もまったく同感することばかりだったので、そのままnot…

狩野探幽の『余白』と音楽の『間(ま)』 - 美術からのヒント

自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2014年1月21日、公開した記事です。読み返してみて、今も同感することをピックアップしてみます。 なお、タ…

音楽、それは時間芸術

”時間芸術”と言われる音楽。 わかるようでわからない表現。それでいて、とても魅了される表現。 音楽は、絵画や彫刻のように、作品が、目に見える形で存在していない。…

また弾いてみたいと思うあなたの潜在力

ピアノを再開しようと思っている大人のひとから、「弾けるかなぁ?」と、不安げな言葉を伺うことがあります。 しばらくぶりですもの、なんとなくいろいろ不安、ですよね。…

”場”と”ひと”

久しぶりの投稿です。久しぶりにnoteにログインしまして、書き溜めている下書きのなかから目に留まったものを公開したくなりました。話題は、ピアノ話から離れます。 数年…

ステージをひかえた日々その5♪「明日が本番!」のエピソード - 追記あり

「ステージ」それはつまりソロコンサートのことなのですが、当初の予想通り、ほとんど更新できずに、明日の当日を迎えることになりました! 明日に控えて、本番のホールで…

それぞれの生き方-『虎に翼』

『虎に翼』の放送が終了しました。 脚本家の吉田恵里香さんが、”寅子とその家族と同志たちの物語”と書いていらっしゃるのをネットニュースで拝見しました。そのとおりで、主人公の寅子さんだけではなく、家族や、大学の同期生の人生も描いていましたね。職場で出会うひとたちの人生観も垣間見て取れました。 半年間欠かさず観ていましたけど、振り返ると、主人公の寅子さんのみならず、登場するひとたちのさまざまな生き方を描いていて、その生き方に決して否をとなえない。そこがよかったです。また、主人公

神々の樹叢を歩いて思い浮かぶ響き

先日、神社を三箇所巡りました。どの神社も初めての参拝です。 海からお出でになる神々、天界から山に降り立った神々、を感じ入る巡りでした。見出し画像は、巡った一社である御岩神社の参道を歩きつつ、撮った1枚です。 撮った写真や動画を見ていて、フィットする響きをしばし思案してみまして。 合うな、と思ったのは、今年の大河ドラマ『光る君へ』のメインテーマです。 この曲は、初夏に開会した発表会で、ご出演の方々の演奏がおわったあと、会のエピローグとしてお届けした1曲です。作曲は冬野ユミさ

やってみたかったこと・・ピアノ合宿

突然ですが、みなさまは「やってみたかったこと」ってあります? 私は、ピアノの合宿です。 今は、中高時代から、ひとによっては小学校の頃から、合宿を経験しているひとが少なくないようですが、私の中高時代は身近ではありませんでした。 大学になるとゼミ合宿、サークル合宿というのは聞きましたが、私はなぜか縁がなく。 ピアノをお教えするようになって、気が合うピアノフレンズたちと一泊二日でもピアノに集中できたら楽しいだろな、と思うようになりました。公私ともに多忙な大人のひとたちだからこ

ひとの声、ひととのやりとりに和む

つい最近、あることを申し込みたく、ネットで申し込み作業を進めていました。参加予定のイベントに付随するものの申し込みです。 「ネットならイベントの直前まで申し込み可能」とパンフレットに書いてある太字だけ頭に入っていて、まだ日にちがあるなぁと思いつつ、イベントへの参加費を振り込んだついでに、そのことも申し込んでしまおうと思い立ちまして。 その申し込みには、ハガキ郵送とネット申し込みとのふたつの手段があります。ハガキ郵送の場合は支払いが店頭払いのようで、お店に行く時間もありませ

ヴァイオリンのG線からのヒント

2017年10月12日にアメブロ(Welcome to 大人のピアノプラクティス♪)に記載した記事です。読み返してみて、「こちらに移しておきたいな」と思う記事を引越しさせています。 今日、引っ越しさせるのは、当時放映されていたNHK Eテレの番組「ららら♪クラシック」を観ていて、ピアノのヒントになるなと感じた話です。 その番組は、ヴァイオリニストの渡辺玲子さんが、ヴァイオリンの魅力を演奏とともに教えてくださるものでした。詳細は、番組のサイトに、丁寧に記されています。今でも

おすすめの練習方法ひとつ - ハノン

たくさん教本が出ている現在、もしかしたら、今や、指の練習をハノンで行うひとは少なくなっているのかもしれません。 私にとっては、弾かない期間が長かったときには(あるのですよ〜!)、とくに必要な一冊です。というのも、弾かない手指(てゆび)でいきなり曲を弾き始めてしまうと  ・心理的には、あまりにも弾けない現実を知ることになり  ・手指的には、いきなり動かすことによる痛みの元になり あまり良いことがありません。。。 そこで、ウォーミングアップを兼ねてのハノンタイムとなります。

”習い事ベスト10”のポジションから、ひとはいつ弾かなくなる?

「こどもの習い事ランキング」などで、いつもベスト10に入っているのが「ピアノ」。時代によってはベスト5入りが続くときもあるくらいで、昭和→平成→令和と、時が流れていっても、不動のポジションです。 ということは、世の中には、ピアノを弾いたことがある人がそれなりに存在する、ということですね〜 では、ひとは、いつからピアノを弾かなくなってしまうのでしょうか? これも、半世紀変わっていないように感じています。たいてい、弾かなくなってしまう最初のきっかけは、学習塾も含めて、ピアノ

演奏、それは同じにできないもの - 模写作品からの気づき

2017年1月11日にアメブロ(Welcome to 大人のピアノプラクティス♪)に記載した記事です。現在、アメブロからnoteへ引越し作業中で、noteに引き継ぎたいものをセレクトしてお届けしています。 国立西洋美術館で開催中の(というか今月の15日までなのですが) 「クラーナハ展ー500年後の誘惑」を観ました。 http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2016cranach.html クラーナハさんは、今から500年ぐらい前、そう、5

壁画家シャヴァンヌから学ぶシンプル- 美術からのヒント

自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2014年1月25日、公開した記事です。10年前に書いたことですが、今、読み返してみて、まったくもって同感するので、そのままnoteへお引っ越しさせますね。 なお、タイトル画像と、下記でご紹介している画家さんやその作品とは、まったく関係ありません。 壁画家シャヴァンヌから学ぶシンプル 現在、東京渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで、 ”シャヴァンヌ展    水辺のアルカディア    ピュヴィス・

70%の力で”極め”て

今日のタイトルは「70%の力で”極め”て」です。なので、7分咲きにように見える白梅の写真を飾ってみますね。 12年前、自身のアメブロ[Welcome to 大人のピアノプラクティス♪]に、力加減について記しました。ご紹介します。 若人は120%、大人は70%の力で、”極め”て 40代後半となって日々確信しつつあることは、『70%のパワーでいいのではないか』ということです。これは何事にも当てはまるのでは?とひそかに考えていますが、まずは、ピアノの練習に例えてみましょう。

ひとの手 - 美術からのヒント

自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2016年3月7日、公開した記事です。読み返してみて、今もまったく同感することばかりだったので、そのままnoteへお引っ越しさせますね。 なお、タイトル画像と、下記でご紹介している画家さんやその作品とは、まったく関係ありません。 ひとの手 先日、SMAPの稲垣吾郎さんが進める番組を見ていたら、 ボディペインティングを専門とするアーティストさんが 出演していました。 女性の美術大学生さんです。 彼女の

狩野探幽の『余白』と音楽の『間(ま)』 - 美術からのヒント

自身のアメブロ「Welcome to 大人のピアノプラクティス♪」に、2014年1月21日、公開した記事です。読み返してみて、今も同感することをピックアップしてみます。 なお、タイトル画像と、下記でご紹介している美術展および狩野探幽さんとその作品とは、まったく関係ありません。 狩野探幽の『余白』、音楽の『間』 昨年師走に、出光美術館で開催されていた 「江戸の狩野派ー優美への革新」を観ました。 一番印象的だったことは、 狩野探幽という画家が『余白』というものに重きを置いて

音楽、それは時間芸術

”時間芸術”と言われる音楽。 わかるようでわからない表現。それでいて、とても魅了される表現。 音楽は、絵画や彫刻のように、作品が、目に見える形で存在していない。でも、聴こえてくる。空間を舞っているものが在って、そしてそれは、空間に昇華されていく。 空間を舞っているもの、それは音たち。歌であれば、音に言葉を乗せている。 音は、ひとつひとつ位置の高い低いがあって、それは、ある一定の時間、躍動(リズム)とまとまり(メロディ)を持って、空間を舞い続ける。1音1音、主張と個性と

また弾いてみたいと思うあなたの潜在力

ピアノを再開しようと思っている大人のひとから、「弾けるかなぁ?」と、不安げな言葉を伺うことがあります。 しばらくぶりですもの、なんとなくいろいろ不安、ですよね。 でも、日常の忙しいなかで、「この曲を弾きたい」と思うこと、ピアノを再開してみようと思うこと、それだけで、ピアノを弾く潜在的な力を持っている、と私は思います。 思うというより、確信しています。 幼いときに習い事のひとつとしてピアノを弾いて、そのときでピアノが完了してしまっているのならば、大人になっての忙しい日々

”場”と”ひと”

久しぶりの投稿です。久しぶりにnoteにログインしまして、書き溜めている下書きのなかから目に留まったものを公開したくなりました。話題は、ピアノ話から離れます。 数年前のことです。新聞に、半面使って、ある本の広告が載っていました。青山俊董さんという方の著書「泥があるから、花は咲く」の広告でした。青山さんは、女性初の曹洞宗「大教師」とのことで、ご住職さんのようです。 目次が記されていて、そのひとつに、目が留まりました。それは、『場が人を作り、人が場を作る』 「場」は、与えら

ステージをひかえた日々その5♪「明日が本番!」のエピソード - 追記あり

「ステージ」それはつまりソロコンサートのことなのですが、当初の予想通り、ほとんど更新できずに、明日の当日を迎えることになりました! 明日に控えて、本番のホールでひとりで練習して参りまして。 帰り支度をしていると、ホールのスタッフのおひとりが 「天国への階段、かっこいいですね!」とおっしゃってくださって! 「(天国への階段って)おわかりになりました?」 「わかりましたよー」 それから、「天国への階段」話題で盛り上がりまして。 「最初のリコーダー(の箇所)、どうしているん