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”場”と”ひと”

久しぶりの投稿です。久しぶりにnoteにログインしまして、書き溜めている下書きのなかから目に留まったものを公開したくなりました。話題は、ピアノ話から離れます。

数年前のことです。新聞に、半面使って、ある本の広告が載っていました。青山俊董さんという方の著書「泥があるから、花は咲く」の広告でした。青山さんは、女性初の曹洞宗「大教師」とのことで、ご住職さんのようです。

目次が記されていて、そのひとつに、目が留まりました。それは、『場が人を作り、人が場を作る』

「場」は、与えられたもの、すでにそこに在ったもののように捉えやすいですが、人ひとりが加わる、あるいは代わることによって、雰囲気がガラリと変わることは少なくありません。

仕事場で、「組織は誰が変わっても、同じように動くもの」と言われることも多々ありました。組織全体で仕事を行なっているので、担当者が変わったぐらいで、全体が機能しなくなってしまうわけにはいかないという意識のもとでの言葉です。その昔、私も、勤め人の頃は、そのように捉えていました。

しかしながら、半世紀以上生きてみて、仕事上でもプライベートな集まりでも、その場に誰が居るかで、その場がかなり変わるという実感を今は懐いています。

最終的な決め手は、やはり、「人」。いい「場」に居合わせることができて、居合わせることができたその「場」。さらに良いものにしていきたいですね!


最後までお目通しいただき、ありがとうございます。あなたのピアノタイムを彩るひとつに、お役立ていただければ嬉しいです♪