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やさしさもかしこさもない

仁尾智（におさとる）

すごい雨だったけど、雨が上がって、外に出てみると、もう匂いが夏っぽかった。

5/29文学フリマ東京

明後日。

昨日できなかった商品ラインナップをツイートしたけど、「三十一筆箋」の説明を入れるのを失念していた。
しかーし、何を隠そう「三十一筆箋」の説明は、世界一上手なので、口頭で説明することにしよう。
これで文学フリマに関して、事前にできることは終わった気分。あとは、行ってから考えよう。
「三十一筆箋」は売れ残っても問題ないけれど、サイン本は売れ残ると困っちゃうな……。我が家に埋もれていきそう。
文学フリマ、一人でやるときは、基本的には他店は一切回らない、というか回れない。完全に「お客さん」ではなくて、「お店の人」として行く感じになる。それでいい、と思っている。
自分のブースからほぼ動かないので、気づいたら声をかけてください。タ-18。

サインはこんな感じ。小泉さんのサイン、かわいい。

「におみくじ」制作費

「におみくじ」は、手を動かして「自分で作ったモノ」を売ってみたい、というのが動機。なんか、こう原始的というか、本来的というか、あんまりキレイキレイした「便利」が介在しないようにしたい、みたいな欲求があった。
ちなみに、におみくじの制作費は、下記の通り。
全然器用じゃないんだけど「昔、駄菓子屋さんにぶら下がっていたブロマイド」というイメージで作って、割と思い通りのものができたので、気に入っている。
これを売り場にどう置いておく、とかはあまり考えてない。普通に机に置いとけばいいかな。
あとは、引っ張ってうまく外れるのか、とかは１枚でしか試していないから、少し不安。

表紙：110円
短冊：1500円（300枚）
封筒：275円（50枚）×６＝1650円
ヒモ：216円×２本＝432円
穴あけパンチ：443円
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
計：4105円

きょう作った短歌

ライスにオムレツを乗っけてから割るタイプのオムライス、美味そうなんだけど、実際に食べると美味そうなほどは美味くない気がする。僕は大阪の「北極星」のオムライスが好きです。

《美味そうなオムライスだが美味そうと美味いは違うのもオムライス》

《もうたぶん世界は僕が生きていていいやさしさもかしこさもない》


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