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何も出来なくなる日 4

やっぱり、こころが動かない。


こころが動かないと、何もかもが、遠ざかる。
遠ざかるというか、遠ざけるというか。

それは「逃げる」に、限りなく近いし
そうとは言い切れないし、言いたくもない。

というか、逃げたらいけないのか。
逃げることは、間違っているのか。
逃げるくらいなら、死んだほうがいいのか。

「何が正しいのか」ということに、執着してしまう。
考え方、思考回路が、がんじがらめだ。


薬をたくさん飲んで、信じられないほど眠くなって
意識がもうろうとして、何も考えられなくなって
ようやくそこで、少しだけ、安心して。

眠りにつくと、すぐ朝で。

そこからまた、何かに囚われている。

自由ではない。とても不自由。
理想と現実の乖離。
「動け」と叫ぶも、返事がない、屍のよう。

人生、2度目の屍期。

1度目は2年かかった。
2度目は、1年半経って、継続中。
さて、これから、どうなっていくのか。


このままでいい、だなんて、一ミリも思っていない。
こう在りたい、は、ずっと心の中にある。

そして、それが前進しない毎日を続け
それでも動けない現実が押し寄せてくる。

死ねば楽になるのかもしれない。
それも、何度となく考え、実行の手前で、止める。

死にたい死にたいと、毎日のように言っている人間よりは
実行に移すのは、容易いと思う。

それが、いまの現実に起こす出来事をある程度理解しているから
止めるほか、ないけれど、コップから水が溢れてしまったら
それはもう、あっさり、起こるのかもしれない。

生きること

死ぬこと

答えの出ない、自問自答。

頭の中で、ずっと逃げながらも、哲学してる。

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