散文詩『ぼくのこえを』
鳴り響くこえ
外側からじゃない
それは、誰かに聞こえない
内側から響く、ぼくだけのこえ
なにを言いたいのか
なにを聞きたいのか
なにを響かせたいのか
なにを燃やしたいのか
ああ、嗚呼、ぼくの、こえを
登ればいいって、叫んでる
動けばいいって、叫んでる
信じればいいって、叫んでる
誰かの言葉じゃない
誰かの声じゃない
誰かのための、未来じゃない
内側を、もっと、生きる
内側を、もっと、さけぶ
内側を、もっと、越える
衝動を、燃やせ
衝動を、感じろ
衝動を、解放しろ
ああ、嗚呼、ぼくの、こえは
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