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人は簡単にハックされる

怒りに、ハックされる
悲しみに、ハックされる
喜びに、ハックされる
人は簡単に、ハックされる


数日前、風邪を引いた。

久しぶりに体調を崩して
自分をコントロールすることができずに
風邪に、ハックされた。

やりたいこと
やらなきゃいけないこと
まったくできなくなる。

この無力感で、次は哀しみにハックされる。

その次は、理由を説明できない怒りが込み上げてきて
あっという間に、怒りにハックされた。


みんなどこかで、何かに、ハックされてしまうことが多い。

自分を見失わないようにするのは
カンタンとは言えないことで
本当に意識していないと、いつの間にかハックされてしまう。

また、情報が溢れすぎた現代においては
情報に操られ、乗っ取られてしまうこともある。

自分という"軸"を持たなければ
そこに確かな"意志"を持たなければ
瞬間瞬間に、僕らは記憶喪失になったかのように
自分の意志を、ナニカに委ねてしまう。


「ハック」を、何回書いたのだろうか。

もはや、ハックに、ハックされているような。

いや、僕は、かなり真顔で書いている。


自戒の念も込めて、書いてみた。

僕はよく、ハックされてしまっていることの方が多い。

ただ、それが無意識ではないのと
ちゃんと自分がどういう状態になっているのかを
こうして言語化できている分、まだマシなのだろうか。

常に考えなければ、問い続けなければな、と、思う。

それは脅迫概念ではなくて
自分が「どうなりたいか」「どうありたいか」を考えた上で
そういう思考が必要だなと思っているのと
自分に問いかけ、言語化し、書いていくことが、好きだから、やっている。

相変わらず、近頃のキーワード。

好きにすればいい。
僕は今日も、好きにしている。


なので、書きたかったことをひと言で表現すると

「ハックされる側になるな。ハックする側になれ」

と、いうこと。

自分自身も、愉快に、ハックしていこう。

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