地球ゲームの幻を看破するために

地球ゲームに参加中のみんな~! 元気かい?
えっ、もういっそ死にたくなっている? いやいや、死んで何かが変わると思うのは初歩的なミスだ。ゲームの内容を思い出そう。マインド(精神、心)はたとえ死んでも続くんだったよね、身体に依ってないんだから。別な言い方をすれば、マインド以外に変えられるところはないし、「今、ここ」でマインドを修正できるんだよ。

そもそも、地球ゲームに参加する者が本当は皆「知っている」心得を、覚えてる?
「神(全体、ひとつの自己)から分離しているという観念をインストールし、それがリアルであるというヴァーチャル体験をします」
分離を信じる観念であるエゴをもれなくインストールした地球ゲーム参加者たちは、これによって、特定の作用を経験する。ゲームの途中まであなたはこのことをすっかり忘れていたかもしれないけど、その幻を看破できなければ、ゲームは終了しない。
ああそう、繰り返すけど、身体の「死」はゲームの終了そのものではないからね。なぜって、プレイヤーであるあなたは生まれることも死ぬこともない存在なんだから。今もね。

心得を「覚えているまま」であれば、ゲームのプレイヤーとしての正しい観点を持ってゲームを楽しむこともできる。そうなると、地球ゲームは平和な心でプレイできる面白くてやり甲斐のあるゲームになる。

自分をゲームの「中の」者だと勘違いしてしまうと、あなたは地球ゲームの「外へ」出たいと願うかもしれないが、ゲームをプレイしているあなたは今もゲームの中の者ではない。しかも、あなたは望んでこのゲームに参加していて、あなたの目的は、自分の着手したこのゲームを完了させることだ。

しかし、ゲーム内の世界では様々な追求すべき・得るべき目標があるようで、あなたはそれらを達成することこそが自分の目的なのだと考え始めるかもしれない。
けれどもある時点で、どうしてもそれら「ゲームの中で選ぶ目標」を動機にすることによっては進めなくなる。自分を騙せなくなる。
それらはあなたが真に欲していたものではなかったと悟るだろう。

ゲームの中で生きているつもりでいたあなたにとって、これは由々しき事態かもしれないが、それは祝福だ。必要な軌道修正だ。

気づいてしまったら、忘却の中で眠り続けることはできない。
目覚めた後にはまったく違う目的、フォーカスを意識する。あなたの人生が外側からどう見えようと、ゲームの完了に向けて歩むだろう。

幻を看破し、覚えている状態で生きるためのポイント

あなたが自ら実感を伴って「思い出せるように」、プレイヤーの観点のままで生きられるように、ここで大事なポイントを3つ、解説しながら挙げよう。
実は、シンプルに言えば、覚えている必要があることはたったひとつだ。
あとはすべて、そこから派生する事項にすぎない。
でも、私たちが特にどういうときに「忘れやすいか」を見つめると、非常に大切になってくるところを取り上げて、説明することにした。

概念的な理解をすでに持っている人であっても、自身の人生において、日々の生活の中でこれらを自覚できているかというと、度々「忘れてしまう」。まだ、自己の外側にリアリティーがあるものとして体験しているからだ。
外の現実を見ながら、事物は独立していてばらばらに働くという観念を強化し、それらの出どころをあっさりと見失ってしまう。

これから挙げる項目の中で説明するが、私たちがそんなにも「分離を信じるものの見方に舞い戻ってしまう」傾向を、このゲーム内では甘く見ない方がいい。
意識して、日常から、以下のことを繰り返し思い出そう。

なお、意味が浸透してこない項目があれば、ゆったりと時間をとってそれについて考えることをおすすめする。

その1、

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