見出し画像

ロードバイク趣味夫、「家族に気を遣っていることは?」

うちの夫はロードバイク乗り。コロナの影響でレースにほぼ出ないまま1年が経ちましたが、今も週末はゆるく80〜100キロ走りに出かけます。

夫と同じく自転車が趣味の方のブログ等をみていると、「家族から白い目でみられる」「夫婦喧嘩した」といった話をよく見かけます。

家庭との両立は趣味人の課題。

夫も家庭を持つ身であるわけですが、趣味を続けるにあたって家族に気を遣っていることはあるのでしょうか?

聴いてみました。

家選びで気をつけたこと

私「ロード乗りとして家族に気を遣っていることあります? 家借りるとき『玄関からすぐ自転車部屋がベスト』ってこだわってたよね」

夫「ロードバイクは室内保管になるんだけど、どこに置くかは考えるよね。居間とか突っ切ってくと砂が落ちるとか、気にする人もいるし

私「最初はそんなもんかなぁと思ったけど、実際一緒に暮らしてると玄関入ってすぐ自転車部屋でよかったな。砂落ちたり、謎の黒い汚れがついたり……。子どももいるし、どちらかというと綺麗好きだからイライラしそう」

夫「でしょう?」

私「そういうのは他の自転車仲間さんから聞いてたの?」

夫「そういうわけじゃないけど、そうしないと廊下に置くしかなくなるからね。邪魔だし、宅配の方とかにもみえちゃうし」

ちゃんと育児も担当する

夫「あとは、子どもを連れ出す時間とか、子どもを見てる時間もちゃんと取るようにするとかかなぁ〜」

私「あーーーそれ!それ本当だいじ。」

夫「ふふふ」

私「子どもがいなければ私も好き勝手に過ごすけど、まだ手がかかる年齢でワンオペだとそれなりに負担だからね。『お前だけ好きなことしやがって』的な

夫「自分が走らせてもらった分、交代できる時間をつくるようにしないとね」

私「半日公園に連れ出してくれたりするもんね。家事が捗るし、私が出かける時間ももらったり。いつもありがとうございます」

余計なことしないで帰ってくる

夫「あとは〜、基本は1人で走りに出て、走るだけで、走ってる以外の時間をほぼ作らない事かなぁ? ご飯とか買い物とか。」

私「え、なんで?」

夫「時間がかかっちゃうから。なるべく余計なことしないようにしてる」

私「えっ、そうだったの。なんかそんなに気を遣わせてごめんね……」

夫「100キロくらいなら補給いらないし」

私「まじかよ……。じゃあ尚更GPSが大事だね」

夫「最近壊れがちだけど」

私「それな。ひとりで事故ってないか心配だし、帰り時間の予測もつくからありがたい。子どもと『パパ今ここだよ〜もうすぐかな〜』って見てることもあるよ」

夫「まじか」

私「たまにGPS死んでるからそろそろ買い換える?」

夫「高いんだよなぁ……」

家庭を持って後悔したことは?

私「色々気を遣ってくれてありがとね。やっぱり家族がいるとどうしても趣味に制限が出てきちゃうわけだけど、家庭をもって後悔したりとかあります?

夫「家庭を持つと言っても、家庭とか相手によるからねぇ」

私「ほぉ」

夫「時間の融通ができて、後は趣味に理解があるかと、過度な干渉はしないのが大事だよねぇ。というか大変そうな人はいつもそれが理由だし」

私「我が家は私もオタク気質だから、ある程度分かり合えている気はするね。夫さんも、私の大事なオタクグッズを子どもが触ってると気にかけてくれたりするし」

夫「まぁうちはそうだけど、『趣味に理解がある、もしくは理解が無くても理性的に過度に干渉しない』というところかな。正確には。
身内になると相手の趣味に感情的に干渉するタイプは本当に地雷だと思うよ!」

私「まぁ家族だからつい感情的になっちゃったり、抑制きかなくなったりすることはあるよね……。カゾクってむずかしい」

「大事な家族」をキープする気持ちが大事かも

夫なりに色々気を遣ってくれているようです。
ありがとう、なんかちょっとごめんな。

家庭があると、趣味でもなんでも、完全に好き勝手にはできない面も出てきます。しがらみってやつですね。

私も割と好きなことをやりたい人なので、時にぐっと我慢する時もあります。

そういう時に「この家族のためだから」「大事な家族のためだから」と思えるかが鍵になりそうです。

「大事な家族」と思えなければ、気遣う気持ちもなくなってしまいそう。

何かにのめり込むタイプの人は、もしかしたら「どんな家族でも家族なのだから大事にする」みたいな人情は少ない方かもしれません。
だからこそ、日々「大切に思える関係」を維持できるよう、互いに思いやるのが大事なのかもと、夫と話して思いました。

ちなみに夫曰く、

「そうかもねぇ。後は大事にする仕方が合ってないとだめだねぇ

確かに!

自分が何を求めているのかちゃんと言葉にしつつ、相手は何を欲してるのかを尊重して、お互いなるべく幸せにいられるよう調整するのがポイントかも。

例え自分に理解できないことであったとしても尊重する、というのがキモかもしれません。

我が家では「週末映画観に行きたいんだけどいいかな?」「土曜子ども連れて半日公園巡りしてくるから、日曜朝から自転車で走りに行っていい?」等のやりとりで調整しています。

家庭も維持・メンテナンスの努力が大切ですね。

今後も怪我に気をつけて、良き自転車ライフを!

ここから先は

0字

¥ 180

サポートいただけるととても嬉しいです!よろしくお願いいたします。