ワーママ子育て短歌

以前「#推し短歌」を作ってみたときに子育てについても詠んでみたものが残っていたので放出します。

全くの素人初心者で「そのままじゃん」というものが多く、言葉を洗練させることの難しさを感じますが、たのしいです。

こんなことで　私のキャリアは終わるのか
一次調整　落選の文字

産み育て　納税しようとしてるのに
なぜ世の中は　ワーママに冷たい

※無事保育園に通えています。でも一次調整で落ちた時はかなり絶望しました。二次調整で受かるまでの時期だけ赤子の写真が少ないんですよね。

大人より　軽いし小さく楽ちんと
鮮やかに世話する　介護職の夫

私より　ずっと手慣れた　子のお世話
介護の技を　教えてもらい

夫は昔介護の仕事をしていた関係で、赤ちゃんのお世話も手慣れていました。たくさんお世話してくれたし、私が教えてもらっていました。ありがたかったな。

いいことを　したと思った
嬉しそうに　子を抱く君の　ほころぶ笑顔

3人で出かける時は　いつだって
赤子抱き　カート押してくれたね

産まれたての　君の鼻に
夫みる　ああ貴方と私の子だね

何食べても　生き物なんて　出なかった
なのにある日　命が出てきた

たくさんの　赤子並ぶ　新生児室
一番かわいい　夫の柳目

炊飯器　あけてうっと　かがみ込む
どころか常に　吐くぞつわり

こんなにもつわりが辛いと
知らなんだ　食べて吐く吐く食べなくても吐く

1日だけ　鼻敏感な日ありけり
コンビニおでんの　強烈な香り

突然に吐いたあれは風邪でなく
早いつわりと　知る2本線

つわり、しんどかったな………。


君襲う　嵐全てからは守られぬ
わかっているけど　それがかなしい

愛してる　君はとても愛されている
それだけ覚えて　いてくれたまえ

健やかに眠る子の顔　眺めては
かわいいと言う　夫愛しき

月はなぜ　僕のあとをついてくる？
それは君が　好きだからだよ

これだけで　向こう100年　生きられる
へにゃへにゃ線の　ありがとうの字

走馬灯に　見たい景色を積み重ね
今日も君と　手繋ぎ歩く