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夫が一緒に悩みに取り組んでくれるのが嬉しい

我が家は共働きで、お互いフルタイムなのですれ違いが多い。

最近になって私が週に数回在宅勤務できるようになったけれど、基本朝は夫と子どもが寝ているうちに家を出て、夜は私と息子が寝てから夫が帰宅する。

朝は夫がワンオペで、夜は私がワンオペ。

私が子と一緒に寝落ちてしまうことも多く、平日は夫と起きて顔を合わせることが少ない。

そんななかでも何とかやっていけているのは、夫の人柄によるところが大きいと思う。

この前こんなことがあった。

4歳になった息子はだいぶ話が通じるようになり、手がかからなくなってきたなと感じていたのだが、最近わがままというか、癇癪というか、思い通りにならないとおキレあそばすことが増えた。

4歳の壁、というらしい。
認知能力が爆発的に成長する時期で、不安定になったり攻撃的、反抗的になったり、かと思えば甘えん坊になったりするそうだ。

意思疎通できるだけだいぶマシだが、イヤイヤ期再来といったところだろうか。

私は完全に油断していたので、そういう息子に驚いたし、おもいっきり衝突した。
理由は、保育園からの帰り道、歩かず、走り回ってしまうこと。

もう道は真っ暗で、子どもがちょこまか動き回ってると危ない。いつ人や車や自転車にぶつかってしまうかとヒヤヒヤする。なるべく私と手を繋いで、おとなしく歩いてほしい。

でも息子は走りたい。
私に似ず、息子は走るのが大好き。「きょうはいんぷれっしゃ!(インプレッサ)」「いま、えふわんかーなの!」と車になりきって爆走する。

最近は頭文字Dの影響で、体を横に向けて「かんせいどりふと」ごっこをしている。わかるよ、雰囲気出てる。いい感じに滑ってるね。

元気なのは良いし、一応道の端を走ってはくれるのだが、少しは落ち着いてほしい。
公園などでは走ってもいいけれど、そのほかの道は歩こうね、と伝えてもなかなか聞き入れてもらえない。

そんなこんなで、息子と正面衝突してしまった。

それで、私も今はこういう時期なんだなと学習し、対応を反省。翌朝、たまたま早めに目覚めていた息子に「今日は帰り道、ちゃんと歩こうね」と声をかけてから家を出た。息子の反応は「ふふっどうしよっかな〜、わかったよぉ」。
まぁそんなもんである。

そしたら夫からこんなLINEが届いた。

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きいてたのか。

夫に、息子が帰り道走ってしまうことに悩んでいる、とは告げてない。話す時間なんてなかった。そもそも起きて顔を合わせていない。

だけど夫は、私と息子のやりとりを聞いて、これは困ってるやつだ、と察知し、声をかけてくれたのだ。

大変ありがたい、と思った。

すれ違いが多くても、お互いのSNSやたまのLINE、日々の様子をみて、なにか気にかかることがあれば、主体的に動いてくれる。

そうやって、一緒に悩みに取り組もうとしてくれるのが嬉しい。だからやってこれたのだろう。

結局息子はその日も走りまわって、私に止められ泣いていたけれど、いくらか気持ちは楽になった。
ひとりで闘ってるんじゃないと思えたから。

世の旦那さんたちは、忙しいだろうけれど、奥さんを孤独だと思わせないよう、共に動いてくれると嬉しい。
私も協力を待っているだけじゃなく、普段は困ったことがあったらなるべく言葉にして相談するように努めている。今回は夫の察しがやたら良かったけれど。

そして、朝息子に声をかけた時の私、相当こわかったんだろうな……雰囲気が……夫が察知するほどに……と、反省した次第である。

やさしいおかあさんをめざしたい。

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