【実録】0、1、2歳児クラスの3年間、結局どのくらい仕事を休んだの?
産後7ヶ月で職場に復帰し、気がつけば丸3年。
復帰当初は、「小さいうちは頻繁に発熱し、しょっちゅう保育園から呼び出されるらしいけど、どのくらいの頻度なんだろう」「仕事と両立していけるだろうか」と不安だったものです。
そこで、子が0、1、2歳クラスの3年間、実際どのくらい会社を休んだか振り返ってみました。
■ 0、1、2歳クラスの3年間、どのくらい会社を休んだか
実際に有給を使った日数をまとめたのが上の表です。子が0歳の時はなんと30日! こんなに休んだっけ……とちょっと驚きました。
一方で年々休む日数は減ってきたな、というのがわかるかと思います。
※病名等は記録が残っていた範囲で調べました
※私の有給計算の区切りを無視して、一般的な年度(4月始まり)で算出しているため、有給付与日数に若干のずれがあります
■私も負けず劣らず体調を崩していた
調べてみて驚いたのは、子と負けず劣らず私も体調を崩していたこと。
正直子どもが2歳くらいまでは、常に体調が悪く、怠くてしんどくてゾンビ状態。それでも、子がいつ体調を崩すかわからないので、よっぽど高熱を出さない限りは自分都合で休まなかったはずなのですが、集計してみると自分都合での休みが子どもと同程度の日数となりました。まじか。
あまり記憶にないのですが、突然40度近い熱を出したのは覚えています。でもこんなに休んだかなぁ。
人生で初めてインフルエンザに罹ったりもしました。常にちょっと無理をしていたのかもしれません。年間30日も休んでいたのに、「自分の楽しみのためには1日も休んでいない、しんどい…」という感覚でした。振り返っても遊んだ記憶はなく、自分ごとは最低限のつもりでした。それでも初年度はこれだけ休む必要が発生していたようです。
■子どもは体調不良+健診
子ども都合での休みはやはり体調不良が多いですね。病名がわかるものもありましたが、圧倒的に風邪が多かった模様。
突発性発疹の時は、熱は下がっても機嫌が悪すぎて手がつけられず、集団保育は無理だろうと1日追加で休んだ記憶があります。
あれは凄まじかったな……。
手足口病は毎年保育園で流行っていて、クラスが全滅したことも。集団でいると病気がうつるのは致し方ないですね。
健診は平日指定なので休まざるを得ませんでした。でも午前中に終わる場合は、終わり次第保育園に預けて働く方もいたようです。
予防接種は土曜日に打っていましたが、平日しか打てない環境だと予防接種で休む必要も出てくるでしょう。
■園都合は保育園による
実は2歳児クラスに上がる時に、小規模保育園から認可園に転園しました。
そこで驚いたのは、転園先では行事や面談などで仕事を休む場面が出てきたことです。
最初に通っていた園では、個人面談は夕方遅めの時間でも対応してくれ、通常の保育時間外でも特別に面談中は子どもをみてくれたので、仕事帰りでなんとかなりました。時短勤務だったからというのもあります。
転園先では、避難訓練で早めのお迎えが必要だったり、面談もなるべく日中で、ということでちょこちょこ休む必要が出てきました。
最初は戸惑いましたが、保育士さんの労働環境を考えると、こちらの方が良いだろうなぁと思います。
保護者参加行事は流石に土曜日開催が主でした。ただ、通う保育園によって、休む必要がどのくらい出てくるかも変わりそうです。
■夫婦分担も肝!転職のタイミングも
これでも我が家は夫婦でそこそこ分担して休みを取っていました。
子が0歳の頃は夫が夜勤のある仕事だったので、夜勤明けやシフトが休みのタイミングに子の発熱が重なった時は、夫に子を見てもらって私は仕事に行くこともありました。
冷静に考えると過酷です。夫には本当に感謝しています。
それでも初年度は30日休んだわけですね。乳幼児期はやはり子と自分がダウンしまくると覚悟した方が良さそうです。
そして1番きつかったのは子が1歳の時です。
実はこの年、夫が転職しました。
試用期間中は休めないですよね。半年間、有給休暇もありません。
そのため、この年の子の体調不良等は全部私が対応しました。
年間1日休み、有休上限日数ギリギリ。上司にも欠勤にならないか心配されたものです。自分がやるしかない、という心理的負担もありました。
子が小さいうちの転職は、子の急な体調不良対応をどうするか、パートナー間で話し合っておく必要がありますね。私は夫にとって良い転職だと感じていたので、なんとか応援して頑張ることができました。
■病児保育の利用も検討しよう
子の体調不良はどうしようもないですが、病児保育を利用すれば、子の体調不良で休むことも避けられます。
実は私は利用したことがなく、1年目は存在は知りつつも申請する余裕がないまま時が過ぎ、2年目は地域の病児保育を調べるも預け時間が勤務時間と合わず見送り。3年目は、夫の転職で預け時間の問題はクリアできそう!と申請したものの、病院内併設施設だったのでコロナで全然使えず。
結局全く使わないまま3年が経ってしまいました。
一般企業のシッター型サービスもありますが、個人的に家に他の方を入れるのに抵抗があるのと、高額なのであまり気が乗らず、利用していません。
体調が悪い時くらい側にいてあげたい気持ちもあって、なかなかふんぎりがつきません。
ただ、会社では使っている方もいるそうですし、子も育ってきたので、コロナが落ち着いたらまた利用を検討しようかなと思っています。
■コロナ禍は特殊だった
補足ですが、2歳児クラスの1年(2020年)はコロナ禍で、特殊な点がありました。
・慣らし保育途中で緊急事態宣言に伴い2ヶ月休園
・私は休業(特別休暇扱い)
そのため、通常よりは有休使用が少なくて済んだかもしれません。感染症対策に世間全体が気をつけていたのもあって、子どもが体調を崩すことも少なかったです。転園後すぐ発熱した以外は、1、2回くらいしか熱を出さなかった気がします。
■マミートラックも致し方ない!?と思ったけど……
集計している中で、「こんなに休んでいたらマミートラックに陥るのも仕方がないのかな……」という気持ちになりました。
30日という数字は自分でもうわ、多いな!と驚きです。
でも、これが永遠に続くわけではありません。
オムツが取れて、着替えもご飯も手伝いがいらなくなって。年々子どもは成長しています。
体力もつきます。
私は老化しますがゆっくり産後の疲労からは回復しているはずです。
実際に、休む日数も減ってきました。
一時的に戦力として弱くなったとしても、永遠にそうではないことを、管理職や経営側には理解してほしいと思います。
そして私自身も、今回数字を出してみて「こんなに休んでたけど、減ってきたぞ」と実感できました。
私も私自身の人生を諦めず、そして周りへの感謝も忘れず、なるべく健康に気をつけて過ごしていこうと思います。
客観的に数字を出してみるのは面白いですね。
ちなみに、令和2年度の年次有給休暇平均取得日数は「10.1日」だそうです。
※ 「令和2年就労条件総合調査 結果の概況」(1労働時間制度 (4)年次有給休暇)より
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