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マミートラックの出口が見えない

今年も昇進と異動を逃し、後輩にばんばん追い抜かれ、また1年、代表電話番を務めることとなった。

やっぱり、堪える。

だいぶ子どもも体調を崩さなくなってきたけれど、たまに急な発熱で早退しなければならない時などは、帰りやすい環境でありがたいと思う。

起きてから息子が寝るまで、息つく暇もないので、確かに精神的・体力的にハードな仕事には耐えられないかもしれない、と思う。

停滞するのは時短勤務の数年のみだから、その期間を耐えればいい。会社の規定で時短勤務がとれるのは3歳までだから、そこを超えたら否応なくフルに戻ることになる。

そしたら、元どおり。

でも、本当に元どおりになるのだろうか。

東京には、育休産休取得者が私しかいない。
時短勤務も私しかいないから、正直、これを抜けたらどうなるのかがわからない。

既に前の仕事は外されている。
そこには別の人が座っている。

前の上司は私に仕事内容の変更を伝える際、「ごめんね……」と謝り、今の上司も、私の職位や成績評価に憤ってくれることもある。

現場でも、他部署の手伝いに駆り出されたり、お客様に褒めて頂いたりもするので、無能でお荷物ではないんだと、思う。たぶん。たぶん……。

でも全然評価されないし、チャンスも貰えないのでなかなか辛い。

ゆるく、平和に、低ストレスだけどそれがストレスというか……。

もう少ない愛社精神もマイナスに振り切れてしまった。

この会社でフルで働けるかな、と思う。
気分的に。

中小企業あるあるかもしれないけど、役員が好きに決める人事、どう攻略すればいいのかわからない。

つくづく手に職をつけておくべきだった。
さっさと転職すれば良かったと思うが、もう仕方ない。こんな風になると知らなかったし。

でもこの1年で、夫が転職してワークライフバランスが整ったり、統計検定に挑戦したり、良い変化もあった。

子育てしながら新たなスキルをつけるのは本当に大変だけど、この前統計の勉強をしたことが早速役に立ったりもしたので、諦めずにコツコツいこう。

今の職場は社員の人柄が良い。ゆるく働く上ではいい環境だけれど、子を産んでしまった以上、稼がねば、と思うと現状はかなりつらい。

真面目に考え、動かなければなと、思う。

▼1年前の今日(復職後3ヶ月経過時)も、マミートラックに悩んでました

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