好きを仕事に!地獄の始まり
テレビCMやYouTubeなどの広告で、よく「好きを仕事に!」みたいな言葉が言われている。
けど、それって地獄の始まりだと思う。
今回はそんな事について、少し書きたい。
たしかに、趣味とか自分のやりたいと思っていた事を仕事にできるのは良いようにも思える。
しかし、趣味は趣味としてやるから楽しいのではないだろうか。
「~やりたい、~したい!」というモチベーションでやるから楽しいのだと思う。
しかし、仕事にしてしまうと、「~しなければならない」というモチベーションに変わっていく。
このような義務感は地獄。
実際、心理学の世界では、自分の内から出て来る「内発的モチベーション」と、外から与えられる「外発的モチベーション」という話がある。
今回で言えば、趣味として楽しいからやるというのが内発的モチベーション、仕事として金を稼ぐためにやるというのが外発的モチベーション、ということになる。
内発的モチベーションは外発的モチベーションよりも強く、長続きする、とされる。
つまり、趣味を仕事にしてしまうと、面白みが無くなり、つまらなく、続きにくくなってしまうのだ。
だから、趣味は仕事にしない方が良い。
また、私自身もそのように最近感じる事があった。
以前からこのnoteでもいくつか記事を書いている通り、私は医学や薬学、心理学に興味を持って独学で趣味として勉強していた。
もっぱら知的好奇心を満たすため、である。
だが、趣味を仕事に!的な感覚で、大学の心理学や法医学の授業を履修する事とした途端、それらが面白く感じられなくなった。
これは、授業として勉強する事となり、単位取得のための勉強という、義務的な勉強に変わってしまったからだと思う。
なので趣味を仕事に!は良くないと思う。
今回は以上。
ここまで読んでくれてありがとう。
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