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超光速で後退しながら宇宙を見たら

アインシュタインの相対論は、前進相対速度 v₋(観測対象の時間の遅れ)しか使ってなく、 光速度 c未満しか扱えないので膨張宇宙に対して予言力がないんです。

ローレンツ因子 γ=c/√(c²-v²)=1/√(1-v²/c²).

そもそも相対運動 vには、±があるんです。

絶対時間では、相対速度±v = 対象の速度 vb ー 観測者の速度 va.

しかし、 絶対静止座標系でない場合、光速度 cだけでは運動の相対速度±vは測れない。

相対時間では、相対速度±v² = 対象の光速 w² ー 観測者の光速 c².

たとえば、1光年先へ光の速さで移動する観測者からみると、

w₊²=c²+v₊²、c=v₊、相対速度因子 γ₊=c/w₊=1/√2に時間の進み方が遅れて、 √2倍に距離が伸びて、1年で1光年先に行ける。
これは相対速度変換して元の光速 c=γ₊w₊からみると、
前進相対速度 v₋=c√(1ーγ₊²)=c/√2、光速未満です。

以上が時間の進み方に依存する光年という距離の考え方で、 より時間の進み方が遅れる観測者から見た、相対運動が後退速度 v₊なのね。
だから宇宙論的赤方偏移も後退速度でみると、 宇宙全体の時間が減速しており、 共動距離などもみかけ距離が伸びて見えるだけで、 要は光速が変化している。
アインシュタインの相対論の前進相対運動は、後退しながら宇宙を観測している観測の片面でしかなく、その一部だけ巻き戻して映画のバック・トゥ・ザ・フューチャーのように過去にタイムトラベル出来る訳でないのに、ローレンツ変換で対称性に縛っている。 むしろ、”お互い様に時間が遅れて見える”状況は、時間の矢の方向に運動するこの後退相対運動で起きています。

その証拠は、

以上、宇宙すべてのものの時間が遅れて行ってる中で、どちらの時間がより遅れているかを説明する相対性理論を、後退相対論と名付けた理由でした。

16歳のアインシュタインが抱いた疑問へ、回答になっているでしょか?

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