光速で移動しながら鏡を見たら
という思考実験を「光速度基準+ニュートン力学」で考えてみましょう。
お互い様に時間が遅れる光速度不変の原理や、進行方向にだけ収縮するローレンツ変換は、全く無用で複雑にするだけなので、さっさと仮定から取り除きましょう。
したがって、自分を加速する場合は速度無制限です。
いくらでも自分の時間を遅らせて、加速できます。
だから運動する内部の生活は、光速度のままなので鏡に写ります。
自分の時間(観測者からみた時間を光速度基準にします。)は、光速度(C)で流れるのは変わりません。
外の光速(W₊²)=中の光速(C²)+中から見た後退速度(V₊²)
V₊=0の時は、C=W₊で時間の流れは同じですが、
V₊>0の時は、C<W₊は超光速になり、その比C/W₊が時間の遅れです。
たとえば、光速度の1倍の後退速度V₊=Cで移動すると、C/W₊=1/√2に時間が遅れます。
それは外部観測者から見た前進速度V₋=C/√(1-[C/W₊]²)=1/√2倍です。
一般に加速すると自分の時間が遅れるといいますが、逆に自分の時間を遅らせることは、加速することとも言えます。
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