農業って、アートいる?
子ども頃から絵を描くことが好きで、学生時代も部活動でずっと絵を描いていた。農業を始めてからは、作品を作る機会がほとんどなくなってしまいましたが、農園のあちこちに飾っています。正直…作品を作っても美術館やギャラリーに飾られた後は、家の片隅に置きっぱなしになっていたり、埃被っていたりと、本来は多くの人の目に触れて欲しいものが、その機会をなくしています。それでは、もったいない!と思い、みんながいつでも見るところにアートを取り入れようと考えました。
今年、新しく開設した農園「八王子モーモー体験農園」では、木のパレットを再利用して看板を作りました。これもオーナーである磯沼牧場に廃材として置いてあったものを活用したため、かかったのはペンキ代だけです。これだけで農園の雰囲気がガラリと変わります。
アートは、お金をかけずに
私の実家が工務店という事もあり、木の切れ端などの廃材がたくさん手に入ります。
そこから、ちょうどいいサイズを探してペンキで色々な色に塗ります。乾かしてから、その上からベージュの色で英語表記で書きました。英語の方がなんか…雰囲気が出そうと思い。。。(笑)
あとは、畑に立てた支柱に付けて完成です。
スマホ、Googleマップがいくら発達してもリアルの看板は大事です。信用度が高く、お客様が安心して行き先へ歩く事が出来ます。何よりも、歩いていて楽しいですから。あちこちにアートな看板があると、その場が明るくなりますしね。
何気ないアートが人を楽しませます。
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