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保護猫ウノ母子 里親募集はじめます


まず始めに、ねこのまの取り組みをご一読いただけると幸いです。


ウノちゃん保護の経緯

ウノちゃん保護初日から3日目までの様子(7/9)はこちら

ウノちゃんの出産と育児の様子(7/18)はこちら

ウノちゃんと子猫のその後(7/28)はこちら

ウノちゃんと子猫のその後(8/6)はこちら

4匹の子猫たちのその後

8月6日にもご報告した通り、一番最初に生まれた「ドス♀」の体重は、8月1日の301gをピークに少しずつ減りはじめ、2番目の「トレス♂」のクシャミを皮切りに、4匹の子猫たちみんなに猫風邪の症状が出ました。
すぐに動物病院に行って4匹とも診察してもらい、投薬と共にドスには3時間おきに人工ミルクをあげて体重増加に努めました。
さすがに3時間おきの人工授乳は、ねこのま管理人と【mecrepe】オーナーのmomoちゃんだけでは限界があるので、ご近所さんや知り合いに協力を依頼してみたところ皆さん快く引き受けてくださり、また、私がボランティアでお世話になっている【ネコリパブリック】ボランティアグループラインに質問を投げかけると、ベテランボランティアさんがアドバイスをくださったり、栄養価の高いミルクや離乳食をご支援いただいたりと、ウノ母子のまわりには優しさの輪がどんどん広がっていきました。

しかし。。。

残念ながら、私たちの思いは届かず、8月7日の午後3時20分
ドスちゃんは虹の橋をわたりました。

ボランティアさんが持ってきてくれたお花に囲まれたドスちゃん


日曜日だったので、ボランティアさんがつきっきりで様子を見ていてくれたのですが、午後からは人工授乳も母乳も上手に飲めないようになり、少しずつグッタリしてきて、目に見えて弱くなっっていく様子がわかりました。
そして、母猫ウノに寄りかかるようにして、静かに息を引きとりました。

ちょうどその前日の8月6日にウノと子猫たちの様子をnoteにUPしたばかりで、まさかこんなに急に容態が急変するなんて想像もしていませんでした。今でもあの日のことを思い出したり、ドスの写真を見返すと涙が出てきてセンチメンタルになってしまい、いろんな思いが込み上げてくるのでうまく文章にすることはできません。

ただ、一つはっきりと言えることは、

「私たちは愛情をもって全力でやれるだけのことはやった」

ということです。

保護猫活動でよく聞く「子猫が元気に成長するのは奇跡」
という言葉を、身をもって体験した出来事。
また、【ねこのま】初めての保護猫で、「生」と「死」に向き合うという貴重な経験でした。
26日という短い猫生のドスちゃんでしたが、ドスちゃんの命にふれることができ、学び多くそして幸せな時間を過ごさせていただきました。
短かったけれど、ドスちゃんの猫生が幸せだったことと、今ごろ虹の橋の向こうで元気に走り回っていることを祈っています。

ウノ母子の里親募集について

ドスちゃんの亡き後、トレス、クワトロ、シンコは猫風邪からも回復し、元気いっぱいに成長しています。
母猫ウノはというと、少し育児に疲れたのか、子猫たちが動き回るようになって心配なのか、このところちょっと警戒心が強くなってきましたが、ちょっとずつ子猫と離れる時間を取るようにしたりして、自分のペースを取り戻しつつあるようです。

子猫たちは8月24日現在でちょうど生後42日(6週間)。
動物愛護法に定められたところによると、生後56日(8週間)以降で子猫の引き渡しが可能になるそうですが、まだまだ母乳を欲しがって、離乳食には興味を持ってくれない状況なので、里子に出せるのは56日よりもう少し先かもしれません。

とはいえ。。。

トレス生後42日
クアトロ生後42日
シンコ生後42日
仲良し3きょうだい

猫の成長はとても早く、子猫の時期はほんの束の間。
里親を検討していただく方には、日々成長していくこの子たちを一緒に見守っていただきたいと思っています。
もちろんママ猫ウノも里親を募集しますが、もう少し人馴れして心を開いてもらってからの方が良い気がしますが、「我こそは、ウノたんの心を開いてみせる!」という方、ぜひ里親立候補お待ちしてます💕


譲渡の条件について

他の動物愛護団体の条件を参考にしてみたり、譲渡金などについてもいろいろ考えてみました。
愛護団体によっては、
・単身者はダメ
・小さい子供がいたらダメ
・◯歳以上の高齢者はダメ
・年収◯円以上
など、細かい条件が定められているところもあるようです。
もちろん猫の飼育に適さない住環境や家族構成もありますし、病気になった時に充実した医療を施せるかという面では収入などの条件も満たしていただく必要はあるのですが、【ねこのま】では条件だけで判断はしたくないと思っています。

第一条件としては
ウノの保護からこの子たちが生まれて今日この日までの経緯を
このnoteで読んでくださった方

ウノと子猫たちのこれまでの猫生を知った上で、これからの猫生に寄り添っていただきたいと思います。
まずはウノ母子と一緒に時間を過ごしてみて、家族に迎えたら人も猫も幸せになれるイメージができたら、そこからいろいろお話していきましょう。

もしも里親にならないという選択をしたとしても、【ねこのま】に来ることによって、人と動物が共生できるくらしについてや保護猫や地域猫についてなど、ウノ母子とのふれあいを通じて少しでも感じ取っていただきたいと思っています。
お気軽にお問い合わせください。

ねこのま】は、猫を保護して里親を探すことだけでなく、その先にある
人と動物が安心して共に暮らせ、支え合える地域づくり
を目指しています。


ひきつづき、ご支援よろしくお願いします


ねこのま】の維持費や保護猫の飼育にかかる経費は皆様からの温かいご支援で賄っております。
以下の方法でねこのまを支援していただけます。

支援1
mecrepe】で1ドリンク購入で、奥のカフェスペース(冷房完備)でお休みいただけ、さらに1ドリンク毎に100円を保護猫活動に充させていただいております。
ぜひ、美味しく食べてねこ助けを❤️

支援2
ねこのま】のある【タテマチノイエ】は2階が宿泊施設になっており、売上の一部をねこのま維持費に充てさせていただいております。
ぜひ、郡上八幡の観光の際はタテマチノイエでお泊まりいただき、水とおどりの町郡上八幡を楽しみながらねこ助けを✨
※ねこのまは猫カフェではなく、保護猫シェルターですので、里親希望の方やボランティア以外の方のご利用・滞在はできません。
ねことの触れ合い“だけ”を目的の宿泊はご遠慮ください。

支援3
ウノ親子のお世話ボランティアも募集中です。猫のお世話はもちろん、中高生などの若い感性でinstagramなどのSNSで情報発信してくれる方も募集中です。
ご興味ある方は
machiyado.gujo@gmail.com まで、是非ご連絡ください。

支援4
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支援5
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直接ご寄付をいただく形でも大変ありがたいです。

寄付金お振込先
大垣共立銀行(店番142) 口座番号194338
ねこのま 木村聖子

引き続き、みなさまの温かいご支援、お待ちしております。



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