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11/28【どこでもインボイス】マイナーパスが創られるみたい!

さて、本日2つめの投稿。

この間、いつもの美容室へカットをしてもらいに行ったところ、
「インボイス、やばないっすか!」
と、隣の席のお客さんが、美容師さんと話しているのが聞こえてきました。

語尾はともかく(笑)、感心しました。
その方、20代半ばで起業なさっている方のようで。
さすが、サラリーマンよりも、お金の感覚が鋭い方のようでした。

会計士の方なら、一度は耳に入るマイナーパス。
(何で会計士の人たちって、カタカナが好きなんですかね。)
公認会計士が監査手続きをする際、膨大な量の資料をチェックするのですが、その際に重要性の低いもの≒金額の小さいものはチェック項目から外することを、マイナーパスと言います。

インボイス制度にも、マイナーパス的なものが創られるようですね。

政府・与党は会計システムの導入には一定の期間がかかるとみている。このため数年間の時限措置として、一回の仕入れ額が少額な取引ではインボイスがなくても控除を受けられるようにする。

対象となる事業者の線引きと期間、取引額の上限は今後詰める。事業者は課税売上高で年1億円以下に絞る案がある。少額取引の額は1万円未満とする方向で調整する。

財務省によると、課税売上高が5000万円以下の事業者は21年3月末時点で全国に114万ある。1億円以下が基準となれば、100万を上回る事業者が対象となる。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA092BY0Z01C22A1000000/

仮に対象事業者が、課税売上高が1億円以下の事業者になったら、絞り過ぎですよ。そして、取引金額が、10,000円未満って。
そんなことして、インボイス入れます!準備してください!って言われて準備した事業者に、どの面下げて税務調査しに行くつもりなんでしょうか。

自分で言うのもなんですが、今日は口調が厳しいですね。
昨日のコスタリカ戦、悔しかったからかな。

岩井玄太郎公認会計士事務所

#日経COMEMO #NIKKEI

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