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【笑わない日をつくるとだいぶラクに生きられるというお話】

タイトルから連想しにくいかもですが、オーストラリアでの体験を元にしたお話🐨🇦🇺

以前、4年ほどオーストラリアに住んでいた時期があった。

その期間で学んだことは数えきれないけれど、あえて挙げるとすれば……

「笑いたくないときは笑わなくていい!」ということ。個人的にこれはかなりの人にオススメしたい。

こんなこと言っているけれど、昔の私はミスユニバースのランウェイを永遠と歩いてるんじゃないかと思うほど人前でいつもニコニコしていた。

周囲に、明るい、ポジティブといったイメージを持ってもらいたかったし、なんとなくだけどそうしていると運気が上がる気がしていたからだ。

そうしていると「◯◯ちゃんっていつも笑顔でいいなぁ」なんて友達に言われたりして、嬉しい反面憂鬱な日でさえそのイメージを崩したくなくなり、顔にへばりついたような笑顔をひっぺがすことができなくなっていった。

そんな自分を変えることができた理由のひとつに留学期間の環境はかなり大きかったと思う。

だって普段から理由がないと笑わない人たちが周りにいれば、いつもニコニコしている自分が奇異に思えてくるわけで。

「あれ、なんで今自分無駄に笑ってんだろw」みたいに思ったことも何度かあった笑

ただ、勘違いしてほしくないのは、じゃぁ普段意識して笑ってない人はふとしときに仏頂ずらしていたかというとそういうわけではなく。

近所ですれ違えば互いにニコッとし合ったり「Hi」と言いあったり。そんな心地い国の人たちのイメージは、私の中で今も明るいまま。

彼らと過ごした日々の中で、だんだんと「あぁ無理しなくていいんだ」
「笑いたい時に笑えばいいんだ」と自然と感じるようになっていったのだ。

日本とオーストラリアで大きく違うと感じたことは他にもあって、「笑顔」が素敵だと褒められたことはあっても「いつも笑顔でいること」、つまり笑顔を保つそのあり方自体を褒められたことは一度もない。

当時は期待されると応えようとしてしまう面が強かったからこそ、この環境はかなり自分に効いたと思う。

オーストラリアにいた4年間は本当にいい事も悪い事もたくさんあったけれど、これはこうじゃなきゃいけないなどといろんな型にハマりまくっていた当時の自分の肩の力が抜け、すごくラクになったことを覚えている。

だから声を大にして言いたい。笑わない=あなたが魅力的ではない、ということには絶対にならない。

むしろこの経験から胸を張って言えるのは、「笑顔の休日」をつくるのはとても大事だっていうこと。

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