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人間にしかできないこと

AIなどの進化により、
ますますロボットの活躍はめざましく、
人間の暮らしはどんどん便利になっています。

でも、そんなロボットたちを歓迎する一方、
あまりに優秀すぎるロボットたちに、
どこか脅威を抱いている部分もあるのではないでしょうか。

アメリカのビールメーカーが、そんな現代の様子を逆手にとり、
人間にしかできないことを表現したTVCMがあったので取り上げます。

【クライアント】
Michelob ULTRA / アメリカのクラフトビールメーカー

【参考URL】
https://youtu.be/kM3mn-NRsXY

【想定オリエン / 目的】
スーパーボウルで流すTVCMを作りたい

【想定ターゲット】
ビール好きな人々

【想定インサイト】
ロボットの進化を、人々は心のどこかで恐れている

【想定コアアイデア】
ビールに憧れるロボットの物語を描く

【エグゼキューション】
何をするにしても、人間より優れた結果を叩き出すことができるロボット。
走れば人より早く走れ、力もあり、仕事も早い。
そんなロボットが唯一人間に劣るところが、ビールを飲めないということ。
ビールを飲んで楽しそうな人間たちを見て、羨ましそうなロボットを通して
ビールを楽しむことの有意義さを訴求する。

【所感】
ただビールを飲んで楽しそうな人たちを描くのではなく、
ロボットというビールを飲めない存在の目線で物語を作ったところが面白い。
ビールの広告という点ではいいと思ったが、商品特性であるローカロリー
といった部分との紐付きは少し弱いように感じた。

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