哲学を持つ

自分が何かをするにあたり大事だと思っていることは「自分なりの哲学を持つ」ということ。

僕の周りには写真を撮るのが好きな人が多くいる。
照明を生業としている方は「写真とは光を撮るもの」と考えている。
別な方は「時間の流れ・場の空気を感じられるもの」と考えている。
僕はもともと動画出身なので「連続した時間の瞬間を切り取るもの」と考えている。
こんな感じで、何が正解ではなく自分なりに「何を」という哲学をもって臨ことが価値基準となる。

ベースに関していうと「何も言われないのが正解」と考えていて、ライブを行った際のアンケートで[良い]も[悪い]も言われない。何も書かれないのがベストだと思っている。

それはベースという楽器の性質上、目立つ必要がないと考えていて[良い]というのもある意味では目立ってしまっていることになる。もちろん演奏を間違えてしまえば目立つことになる。自分のベースにおける考えは、空気のような存在(必要だけどあると意識しない)であって、楽曲を構成する要素であり楽器が主役ではない。


仕事で企画をする事が多いけど、基本的としてあるのは「何を哲学としておくのか」というのを先に考えるようにしている。そうすると価値基準・判断基準が生まれて優柔不断にならないで済む。

偏った考えなのは承知の上で書くけど、哲学がない人のやっていることは大抵大した事がない。というのが今までの経験で得たもの。

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