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会社のキャラクターの話

昨年の春に、弊社のマスコットキャラクターを作成しました。
今回はそのキャラクターの制作経緯やその後の展開についてご紹介しようと思います。

■つくったワケ

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弊社はこれまでPRにあまり力を入れてきませんでした
今でこそ、こちらの noteブログInstagram などで対外的に情報を発信するようになりましたが、それまでは Facebookや web サイトの情報をたまに更新しているぐらい。
なんかもうちょっと何かできないかなーという話になった時に、「キャラクターを作れば会社の名刺がわりにもなるし、情報の発信をキャラクターに託せる!」と考えたのが、制作するに至ったきっかけです。

実際、IT業界には GitHub のオクトキャットや FreeBSD の BSDデーモンくん、docker のモビー・ドックなどたくさんのキャラクターがいます。
それぞれ有名なデザイナーがデザインを手掛けていますが、キャラクターに人気が出れば、ユーザーによる二次創作やアップデートが進んだり、思い入れが湧いてくるとその企業自体を好きになったり。様々なムーブが発生する!

果たしてそこまでになるかはわかりませんが、キャラクターがいるのは面白そうだし、使い道も色々と考えられます。

■完成したキャラクター


というわけで、現代美術家・コミック作家の西武アキラさんにキャラクターのデザインを依頼しました。
西武さんの代表作に「CHOJIN FONT」というシリーズの作品があります。
その作品は、フォントを基調として制作されたキャラクターなのですが、S2の「S」と「2」でCHOJIN FONTを元にキャラクターが作れないだろうか。と思ったのが西武さんにお願いをした理由です。

西武アキラさんの作品はこちら

企業のキャラクターなので、まずはどんな人たちがS2にいるのか、どんな会社なのかを西武さんに紹介、イメージをつかんでもらうところから始まり、たくさんのラフを作成していただきました。

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そうして色々と検討した末に、、完成したものがこちらです!

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この前、更新した記事の最後にも、少しだけ登場していました。

一見してみると、左が男性、右が女性かな。と思うかもしれませんが、特に性別はありません。
頭の部分がS2ファクトリーの「S」と「2」になっていて、服には弊社のロゴマークが入っています。
性別は特にないと言いましたが、実はまだ名前も決まっておらず、、便宜的に左を「Sくん」右を「2(ニー)さん」と呼んでいます。
そんなわけで名前はずっと募集中です。

■その後の展開


せっかく作ったキャラクター。
「どのように展開していこうか」ということで行われた取り組みを紹介。

・グッズ制作


まず初めに作ったのはステッカーです。
もし弊社のスタッフとミーティングすることなどがあれば、その姿を確認できるかもしれません。

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トートバッグも作りました。

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キャラクターの顔がプリントしてあるものと、webサイトのメインビジュアルである積み木テイストの「 S2」のグラフィックがプリントされたものとの二種類があります。
裏面には、よく「エスツー」と読み方を間違えられるので、覚えてもらうために「エスニ」とプリントされています。
少し大きめのサイズ感で生地もしっかりしているので、重たいものを入れても安心。エコバッグなどにいかがでしょうか。

どちらも販売しているわけではありませんが、日頃よりお世話になっている皆様にノベルティとして、プレゼントしたりしています。

・3Dモデル・フィギュア


他の展開として、3Dモデルを作成し、それを元にフィギュアを作りました。

下の画像は、3Dモデル化したキャラクターをこれまた3Dで再現した弊社オフィスの入り口に置いてみた様子です。

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続いての画像は、実際に3Dプリントで出力したフィギュアになります。
上はDMMのサービスで作成したもの。下のまだ色の塗られていないものは弊社のスタッフが3Dプリンターを使って作成したものです。

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さらに、、、
3Dモデルを動かし始めました。

こちらは、Adobe Character Animator というソフトを使い、3Dモデルにボーンを入れて、モーションキャプチャーで頭や胴体、手の動きをトラッキングしつつ、マウスやキーボードの操作でキャラクターを歩かせたりジャンプさせています。意外と可愛く動いているのではないでしょうか。

他にも方法を試しながら知見を広げているところで、結構簡単にいろんなことができるようになってきました。それらの技術を用いて、ゆくゆくは Vtuber をやってみるとか、アニメーションを制作するのもいいかなと思っています。

■まとめ


現状、いろんなことに挑戦している真っ最中ですが、今後もそのスタンスは変わらず、もっと活躍の場を広げて多くの人に知ってもらいたい。好きになってもらいたい。と思っておりますので、この機会にキャラクターの存在を知ってもらえれば幸いです。
そして先ほども書いた通り、名前も絶賛募集中なので、そちらもよろしくお願いします!

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