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フェムケアローションがいい匂いすぎて、香水が欲しい

フェムケアという言葉をご存知だろうか。

「Feminine(女性の)」と「Care(ケア)」を組み合わせた造語である。

女性の健康や体のケアに焦点を当てた商品やサービスを指し、QOLが上がるようなものもたくさんある。


女性にはどうしても生理が付きまとう。

性格は月に4回変わると言われ、ちょっとやそっとじゃへこたれないキラキラハッピー期もあれば、普段は気にしないような些細なことでしょぼん…と落ちに落ち込むモヤモヤブルー期だってある。

生理中は特に、腹痛、頭痛、体のだるさ、ほてり、食欲の変動、眠気、などなど、精神的なところ以外にも身体にマイナスな変化が訪れる。
身体から血が出るのである。当たり前である。


世界的にどうなのかは分からないが、日本はまだまだ生理についてタブーな話題としている節があるように思う。


中学生の時、友達が「今日、女の子の日で…」と言ってきた時、生理を隠語で表現することを知った。
他にも、「アレの日」とか「今日◯日目で」とか、「生理」という言葉を直接的に表現することはあまりないように思う。

社会人になって、組合からの「女性の働き方アンケート」なるものに回答したとき、生理休暇についての質問が5問程度あった。

生理休暇を取りたくても取れなかった人が理由を選択する設問には、「上司に生理休暇を取得することを伝えるのに抵抗がある」という選択肢があり、やはり、他人に「自分はいま生理中」と打ち明けるには、勇気が必要だと思われている。

幸い、私はまだ、生理休暇を取得しなければならないほどの体調不良になったことはないが、今後もしそのようなことが起きた場合、私は生理休暇を取得するか、年休を取得するか、迷うと思う。



だから、インスタでフォローしているインフルエンサーが、生理に特化したフェムケアについて語っていたとき、#PR の文字が見えていても、私は引き込まれた。

生理のフェムケア商品は、生理用のショーツや生理用ナプキン、痒みなどがある場合の軟膏など、テレビのCMでお馴染みになっていることが多い。

インフルエンサーが紹介していたのは、それではなく、ローションタイプや持ち運び用の霧吹きタイプのものであった。
生理中であってもなくても使えるものである。


デリケートゾーン専用の石鹸があることは知っていたが、専用のローションは知らなかった。

だんだん心惹かれていく。


まずはお試しとして、ドラッグストアで買えるフェムケアローションを買ってみた。


買ってみたら、これがまた、すこぶるいい匂いなのである。

イメージは、都会でヒールをコツコツ鳴らしながら颯爽と歩く、髪の毛がさらさらなお姉さんの香り。


ピュアサボンの香りとある。
覚えておこう。



かつて、田中みな実が「おっぱいまでが顔だから、スキンケアはおっぱいにも入念にしている」と発言していた。

それ以来、化粧水や乳液など、うわ!出しすぎた!!というときや、手のひらがまだ濡れてるな…というときは、首や胸にまで塗るようにしている。

でも、いくらお風呂上がりでデリケートゾーンが綺麗だからといっても、塗布後の手のひらに余ったローションを他の部分に塗りたくろうとは思わないのである。
いささか抵抗がある。



だから、このフェムケアローションに似た香りの香水が欲しい。

ピュアサボンの香りってなんなんだ?と思いながら、私は石けん系の香水のテスターを今日も今日とて片っ端から試していく。

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