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離婚についての考察 その3

※この文章はもちろんMowgliと関係はありません。今聴いているだけです。

自分で書いていて吐き気がしてきます。

妻は私に期待していたでしょう。いつか自覚を持つのではないか、いつか本当のことを言うのではないか、いつかいつかいつか。

それらのいつかは来ずに、違ういつかが来ました。

私は再び東京へ逃げました。

仕事で単身赴任というていのいい形を取るために画策し、そして自分の思うような配属先を得て、妻と子どもを置いて東京へ戻ったのです。

東京へ戻るとすぐに緊急事態宣言が発令され、借りたばかりの家に閉じ込められました。

遊ぼうと思っていたのに、なにもできなくなり、弱りはて妻に連絡をするが連絡がつかず、私は寂しいと、ここで初めて気づきました。この時期に誰かに会おうなどと考えるのは多分私と同じ頭が少しおかしくなっている人種しかおらず、それでもいいから誰かに会いたい寄り添いたいとマッチングアプリを活用して端から会い、抱いていったのです。

誰もいなくなった街で、知らない女と出会い、抱き、別れる。そんなことを繰り返していきました。

妻とはいっこうに連絡はつかず、マッチングだけが積み重なっていきました。

緊急事態宣言が明け、久しぶりに青森に戻る機会を得て、私は数カ月ぶりに子どもに会い、戯れたましたが、妻とは話をしませんでした。けっきょく一言も話さずに私はまた東京に戻りました。

東京に戻るとさすがにこの関係に耐えきれなくなった私は妻にLINEをしました。

「これからの事を話したい。選択肢は3つ。この関係のまま続けるか。修復してやり直すか。離婚するか。おれはこの関係のままいく事は無いと思っている。」

数日経ち、妻から

「なんで修復したいの?子供のため?自分のため?」

続く

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