大学生のエジプト旅行記②
エジプトの料理はまだ食べられるか絶対食べられないかの二択でした。
なんてこと言うんだって感じですね。後ほどお話しします。
ぜひ➀と合わせてお読みくださいね。
さて、空港からやっとこさ外に出て観光の始まりです!
悠久のナイル川クルーズとエジプト周遊10日間
ということでですね、本日は、2日目のお話しようと思います。
(エジプトの交通事情や食事について私が感じたことも詳しく書いています。)
さて、空港を出てすぐに専用のバスに乗りました。エジプト初ご飯!食べに行きますよー!ランチランチ♪
さっそく、異国の地は驚きの連続です。
驚いたこと一つ目
まず、車よ。車。マナーを守りに守る日本人からしたら恐ろしくて仕方がないですよ。
だいたい広い道路だと片側4車線ほどあるんですが、1車線に車2台走ってますw
つまり4車線だったら7〜8台の車が横一列に走行してるんですよwww
いや廃車場か?ってくらい乱雑に、そしてキツキツに、しかも割と早いスピードで走ってて怖かったですね〜あれはw
で、さらに信号ないんですよwww危なすぎるやろwww
あ、信号あるやん!と思ったら壊れとるんですわwwwいやなんでやねん。
警察官の方が手信号されてました。仕事増やされとるわ。
信号がないということはもちろん横断歩道もありません。
歩行者の方はどうしてるんだと言いますともうなんとなくエジプト人の性格が分かってきたのではないでしょうか。
そうです。ふつーーーーーに歩いて渡ってます。
日本でもよく高齢者の方が横断歩道じゃないところを無茶して渡ってらっしゃいますけど、あれを全国民がやってると考えたらもう車なんか乗ってられませんね。
そして、私が乗る大きな観光バスは、そんな車たちの間を縫って縫って割と猛スピードで走ります。標識でさえ見当たらなかったので法定速度も分かりませんけどw
まあ、交通状況の話ばっかしてても仕方ないんでね。
私たちはランチに向かっているんでしたね。そうそう。
記念すべきエジプト初のご飯はこんな感じでした〜。
メインは少しスパイスの効いたチキンとお野菜たち。
実はですね、長いフライトで19歳若者、恥ずかしながら疲労困憊しておりまして…記念すべき初ご飯、体調不良であまり口にできなかったのですがwww
ここで私が驚いたこと二つ目。
前菜、ということでメインの前にサラダが出てきたのですが、そこで出てきたのはコチラ。
「いや、どこがサラダやね〜〜〜〜ん。」
向こうでは、サラダがこれらしいです。パンをちぎって2枚目のペーストをつけて食べるんだそう。ペーストには、ひよこ豆や、にんにく、ナスをすりつぶしたものなど様々な種類があるみたいです。
全体的にお肉やお野菜はとても薄味で、素材の味そのままという感じです。お口に合う合わないは人それぞれですが、今回のランチのみならず、私は合いませんでした。(残念)好き嫌いはほとんどない方なのですが、やはり異国の味には勝てなかったようです。まさにこの記事の一言目です。(本気で)
少しここでエジプトの食事で日本人が気をつけることをいくつか挙げておきます。(ググったら載ってると思いますが。)
・生野菜、カットされた果物は食べない。(フレッシュジュースなども危険な場合アリ)
・水道水を飲んではいけない。
エジプト人と日本人ではもう胃が違うので、うっかり生のお野菜など食べてしまった日にはピーピーですよ。それも数日間続きます。実際に、同じツアーにいらしていた男性の話です。この日ではありませんでしたが、可哀想でした…。
さて!ランチの後、一行はカイロ考古学博物館へ向かいました。
旅行記➀から使っているサムネの画像はここの博物館に掲げられていた国旗です。
おおーすげええええ。ミニスフィンクスがお出迎えしてくれます。
旅行経験がほとんどないため、他の国と比べたりができないのですが、エジプトでは空港の出入り口だけでなくこういった観光地やホテルの出入り口では、必ず手荷物検査を行います。チケットを見せるだけでは入れないんですね。
手荷物検査を済ませて中へ。学業柄、中の雰囲気や、作品がどう展示されているのか、照明や鑑賞者の回るルートなどを気にしてしまいます。
はっきり言って日本の美術館や博物館とは大違いでした。ここも驚いたポイント。
動画をスクショしたのでブレていますが、正面玄関からすぐの様子です。
カイロではかかせない観光スポットのため、鑑賞者の数がえげつないのは仕方がないのですが観光客がいるということは少なからずガイドさんがいるわけです。私のツアーはイヤホンガイドでしたが、大声で話される方はガイド、鑑賞者問わず大勢いました。日本でこんなわちゃわちゃした博物館があったら教えてください。まあ少しは見習うべきかもしれませんけどね。日本の美術館博物館は、「敷居が高い〜」とよく言われますので。
もう一つこの博物館で驚いたのは、展示品がそのまま置かれているということ。
上の写真でも下の写真でもお分かりいただけるかと思います。多分、石像なんかは大きすぎていちいちショーケースにいれてられないんでしょうね。日本で例えば仏像展などがあってもショーケースに入った仏像は見たことがないです。きっとその感じ。ショーケースにいれられてしまったら迫力に欠けそうですもんね。
しかし、日本と違うのは規制線やロープがほとんど張られていないことです。さらに触ってはいけないという注意書きすら見当たりませんでした。これは驚きです。日本では、触ってはいけないのが当たり前で、逆に触ってもいいものに看板がついてますよね。展示品むき出しのものはもちろん、ショーケースにすら触れてはいけない。それが日本です。(私の知識が間違っていたらすみません。)
真反対でした。
ショーケースを触るのは当たり前。石像や石棺など、むき出しで置かれているものが多くありましたが、規制ロープがないため石の手触りを確認する。石棺の中を身を乗り出して覗く。寄りかかって写真撮影。ざらにあります。これだとどの石もツルツルになってしまうのでは!?と少し心配になりました…。
しかし、
「郷に入っては郷に従え」
と言います。日本ではできない博物館の楽しみ方を存分に味わいました。
こちらは、ギザの三大ピラミッドの中でも一番大きなピラミッドを建てたクフ王の唯一残っている像。
「いや、ちっさ。」
キャプションのサイズから分かりますよね。ちっさすぎるわw
クフ王さん、あんなでっけぇの作ったわりには謙虚な方だったんでしょうか(?)
そしてかの有名な
ツタンカーメンの黄金のマスク
も見学させていただきました。これは念願叶ったという感じです。(写真撮影禁止でした。)
さらには、マミールームというところにも入りました。ここは別料金でした。
ようはミイラ室ですね。何体ものミイラが並んでいました。(こちらも写真撮影禁止エリア)
代わりと言っては何ですが撮影OKだったミイラを貼っておきます。(苦手な方いたら瞬足スクロールしてください。)
人以外にも動物のミイラが人のミイラよりもたくさんありました。犬猫鳥ワニなど…動物でミイラ作りの練習をしていたんでしょうか。
クセの強い現地ガイドさんの説明もあって非常に楽しめました。体調も気づいたら良くなってました。ははは。
カイロでは今、この博物館が老朽化のため、新しい博物館を建設中とのこと。少しずつ展示品を新しい建物の方に移動させているみたいでした。完成したらまたぜひ見に行きたいものです。
2日目の観光はここまで。着いた瞬間から観光というのはやはり疲れますね。ホテルへ移動です。
ところで、食事の話の時に水道水を飲んではいけないという話をしましたね。なんと念には念をということで添乗員さんに歯磨きやお風呂のあとには、ミネラルウォーターでのうがいを進められました。
おーそんなに怖いのか…ナイルよ…。(歯磨きでお腹を壊したという報告はまだないそうです。)
ということで、観光客のために各地ホテルの洗面台には必ずミネラルウォーターが常備されていました。
せっかくの旅行ですので、こんなところまできてお腹を壊してしまっては旅が台無しですから生野菜や水には細心の注意を払いました。
これからそちらの方に行かれる方はぜひお気をつけください。
次回は3日目のお話、「ルクソール神殿」「カルナック神殿」そして「ナイル川クルーズ」が始まります。
ではまた。
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