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成功体験をした方が良い理由

前回「失敗」をテーマに書いたので、今回は「成功」をテーマに書きます。

前回の記事:失敗が許される仕事と、そうでない仕事

まず結論から

カスタマーサクセス、CX(顧客体験価値)というお客様目線での考え方。そのためには自分の成功体験も必要不可欠だよね?というお話です。

成功体験の定義とは?

「じゃあ、成功体験って何?」っていうお話になりますが、そこはもう、1人1人違ってくると思うので、僕の価値観をまずは書いてみます。

・感動するぐらい良い商品・サービスを作ろう(売ろう)
・感動できる商品・サービスに出会いたい

これって結構ハードル高いですよね?🤔

なので、まずは、

・心地良さや安心感を得られる商品・サービスを作ろう(売ろう)
・心地良さや安心感を得られる商品・サービスに出会おう

ぐらいからで良いのでは?と思います😊

「感動」ってそうそう出会えるものではないなぁと。そして年を重ねるごとに感動できる対象も減って来ます。でも「心地良さや安心感」は赤ちゃんからお爺ちゃんお婆ちゃんまでみんな求めているし、長期的に喜ばれるものだと思います。

それを成功体験と定義すると、自分がそういった「心地良さや安心感」に囲まれて生活していたら、その中からの気付きをお客様にも提供できるのではないかなと。

そして「感動」は強い刺激なだけに人それぞれの価値観にかなりの差が出ます。もちろん「心地良さと安心感」も人によって価値観の差がありますが「感動」よりは共通する部分が多い要素だと考えます。これはマズローの欲求5段階説の2階層目の欲求である安全欲求にも通ずるからです。

心地良さと安心感のエピソード

例えば今僕が住んでいる家は住んですぐにエアコンが故障し、お風呂の電球カバーの陶器にヒビが入っていたのですが、大家さんに連絡したところすぐに修理業者を手配いただき直していただきました🔧

もちろん対応の速さに「感動」もしましたが、根底には「生活の継続的な心地良さと安心感」に繋がるサービスだったということが言えます。意識と無意識化の両方で日々の心地良さと安心感を得られた体験です。

何か商品やサービスを買う時に、それが自分にとって感動を与えるものであればそれで良いし、心地良さや安心感を与えるものであるかどうかも考えてみたいなと思いました。

なので、そういった良い物に囲まれていること自体が「小さな成功体験の積み上げ」であるとも言えると思います。

自己肯定感にも繋がる

そしてそういうものに日々囲まれていることで「自分はなんて良い環境にいる(=成功している)んだろう!」と感じ、自己肯定感も向上するという副産物付きです。

瞬間的な感動よりも、継続的な心地良さや肯定感。それはまずは自分のためであり、ひいてはお客様のためにもなるのではないでしょうか?

まとめ

以上、何も「なんらかの勝負に勝つことや、1位になること」だけが成功体験ではないよ。というお話でした。

価値観の多様性が受容されていく社会の中で、それぞれの成功の定義(感動も否定しないし、1位も否定しないけど)が、より継続的かつ心理的なものになっているのを日々自分事も通して感じております✨

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