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今週のみなとニュース(津波避難ビルにご協力、そして備蓄も/大阪市会が開会します/その一言で台無しになります)

みなと隆介の近況:津波避難ビルにご協力を、そして備蓄も

 1月末に淀川区役所さんと、淀川区内の防災対策についてのヒアリングを実施しました。以前にも書いたように、淀川区内の「津波避難ビル」はエリアにより偏りがあり、三津屋・新高・塚本・田川・十三駅周辺などは設定数が少ない状況ですが、区役所さんも対応に苦慮されているようでした。中には、一度指定されたもののその後解除になった施設もあるとか。淀川区内の企業やビルのオーナー様、あるいはマンション管理組合の皆様、ご協力頂ける場合にはぜひ一度淀川区役所へご連絡ください。
 
 そして淀川区内の備蓄状況についても確認しましたが、正直、心もとない物量です。南海トラフ巨大地震で太平洋沿岸が広範囲に大きな被害を受ければ、自宅に備蓄の無い人は飢えに苦しみかねない、そんな危機感を覚えました。保管スペースや予算の兼ね合いも一定理解しますが、備蓄の拡充は必須です。そして区役所としても、トイレ・介護・生理用品などの充実も意識されてるようでした。
 ご自宅・企業・学校における備蓄の推進を、みなと隆介からも呼びかけたいと思います。
 

バルちゃん。淀川区中をまわりながら、たくさんのかわいいワンちゃんや猫ちゃんと出会います。
みなと隆介のインスタやthreadsでぜひ見てください

みなと隆介の視点:大阪市会が開会します。

 2月9日から大阪市会が始まりました。2024年度の予算を決めるための大事な会期で、3月27日まで開かれています。12月11日段階の要求段階では、万博関連費用は万博推進局だけで615億円が見込まれ、建設局でも「万博」と名のつく事業を足し合わせると76億円にのぼります。
 子ども医療費助成制度や塾代助成制度の所得制限廃止など、子育て世代には嬉しい制度改善に向けた費用増額もあり、これは歓迎すべきことですが、一方で能登半島地震を受けた防災対策の推進、気候危機対策の強化、商店街活性化などでの地域コミュニティの活性化、少人数学級推進や学童保育の補助金増額、交通弱者への対応など、住みよい街に向けてやるべきことが山ほどあるなかで、万博関連にこんなにも巨額の税金を投入するのはおかしいのではないでしょうか?
 個人的には、ヤングケアラー関連事業の予算が400万円減っているのも気がかりです。皆様もぜひ今後提出される予算案にご注目ください。
 *2月15日に予算案が発表されました。今後解説します
 

ゲイの当事者として考えてきたことその一言で台無しになります

 話は毎回飛んで申し訳ないのですが、会社勤めをしている時、当時の上司が数名のミーティングで「面白い話があんねん」と話しはじめました。何かな、と思って聴いていたら「ある店で「万引きは犯罪。厳しく対処します。ちなみにこの店の店長はホモです」と書いてあってん」と言って大笑い。周囲のメンバーも大笑い。その上司も、周囲のメンバーも、私がゲイであるということは知りません。私は悔しさのあまり1人で固まってしまいました。
 
 クセはありましたが、仕事の仕方を厳しく仕込んでくれた、尊敬できる上司でした。が、その日からその人への見方は大きく変わりました。なんて想像力に欠けた人なのだろう、と。たった一言で台無しです。
 
 こんな発言はしないのがベストですが、せめて当事者が周囲にいるかもしれないという想像力をなぜもてないのでしょう。

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