魔眼の匣の殺人 2作続けて密室について考えさせられた…
読者による文学賞の二次選考 レビュー4冊目です
今回4冊目の本はこちらになります。
魔眼の匣の殺人
東京創元社 2019年2月22日 初版
今村 昌弘(いまむら まさひろ)
いやー、この作者はやっぱり凄かった。
前作である「屍人荘の殺人」は密室の作り方が想像もできないような方法だったけど、斬新すぎて受け入れていいかどうかすごく迷った記憶があります。今作でも、なかなかの密室でしたが、まだ前作よりは受け入れることはできたかな。
とはいえ、予言というキーワードを異なる方法で重