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雑念日記 | お金に囚われたくないのに、お金で自己評価している矛盾について

友人の「最近何か考えていることは?」から始まった、自分の思考の整理の時間。

とても面白かったので、記録しておく。

最近、考えていることは「自分がやりたいことに対する実行力がない」と言うもの。

1月から新しい仕事を始めた。とてもワクワクするプロジェクトに参画することになり、刺激的な日々を送っている。


一方で自分のやりたいことも進めていきたい。
例えば、畑については土作りがしたい。堆肥や肥料を購入するのではなく、雑草や生ごみを使って土作りをする方法があるのでやってみたい。また田んぼについては今年から圃場が増えるので、品種を増やす、もしくは実験的な農法を試してみたい。苗作りもしたい。

「新しい仕事」でも「自分のやりたいこと」でも、やるべきタスクやスケジュールは目の前に見えている。


「新しい仕事」については、ある程度決められた枠があるので(予算や責任者や収支の計画など)、わかりやすく、動きやすい。

「自分のやりたいこと」については、何も制限がないからこそ、お金に関わることなどに慎重になり、腰が重くなる。優柔不断になり、二の足を踏んでしまう。

4年前に仕事を辞めてから、お金のことは考えずに自分のやりたいことだけをやろうと決めた
これまでの4年間で、世界一周をして、日本に移住し、パートナーと出会い結婚し、子どもを産み、田んぼや畑での活動もやってきた。

その間にお米の販売は始めたけれど、まだ生活できるほどの収入にはなっていない。
それが、「自分がやりたいことに対する実行力がない」という自己評価の大きな要因になっている。


「お金に囚われたくない」と思っているのに、「お金」を基準に自己評価している自分がいた。


思えばこの4年間で、私の生活はとても良い方向へ進んだ。
縁もゆかりもない田舎に移住して、パートナーや子どもや友人、地域の人たちに恵まれ、とてもとても温かい環境で暮らしている。
念願だった保存食作り(梅干し、味噌、沢庵など)も始めることができた。
田んぼや畑も奇跡のような巡り合わせで始める事ができて、少しずつ前に進んでいる。
お金では決して買えることのできない、豊かな日々を生きている。


思えばこれまでの4年間、そんな豊かな生活を目指して生きてきた。
そのことに時間的にも精神的にも体力的にも、注力してきた。

そんな自分に気づいた時、心がジーンと温かくなった


そうだ、そうだった。


私はやりたいことに対して十分取り組んでいるし、理想とする未来へ着実に進んでいる。
今だってやりたい事ができる環境にいるし、周りの人たちはいつも味方でいてくれる。

「いま、ここ」が幸せって、最高じゃないか。



今一度、お金に囚われている自分を手放そう。

毎日を思いっきり楽しもう。

そう思った友人との対話だった。






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