見出し画像

信じても救われない話【龍青三の占いエッセイ】

占いの効果って健康食品みたいなもんだと思うんですよね。

友人に整体師がいるんですけど、彼はもう、生まれつき整体師みたいな感じなんです。彼のブログにこんなことが書いてありました。

整体をやっていると、仕事中じゃなくても、リビングでくつろいでいる時でも、誰かの手や足が目の前にあると、つい揉んでしまうんですよね。子供の足でも、つい揉んでしまいます。

本当にすごいですよね。潜在意識レベルで整体師なんです。
そういえば、自分も最近、久しく体をもまれていないなあ。もまれたいな、もまれたいなあ。

揉まれたい揉まれたいって……
アンタ、世間様から散々揉まれてきて、今でも揉まれっぱなしなのに、いまさら揉まれたいって、いったいどんな了見してるんだかね!
って突っ込まれる前に、さあ、今日もあなたの頭をぷるんぷるんと震わせる、そんな言葉をお届けします。


こんな吹けば飛ぶような自分でも、占い業界のいろんな占い師から、「あなたの占いのやり方(観方)はちょっと違うネ」なんて言われることがあるんです。違うっていうのは、"格が違う"の違うではなく、間違ってるよと、見下した言い方なんです。
でも、そもそも占いの観方なんて色々あるわけで、それぞれの占い師のやり方が違って当然じゃないですか?占い理論も大先生の数だけあるわけですからね。

たとえば気学の『盤』だって、方位盤や九星盤と呼ばれるものには後天定位盤や年盤、月盤、日盤があるんです。それで、自分のような気学なんかにまったく関係ない観点から、引越しの良い日にちや方角を示すと、気学で頭が固まっている占い師から「おっさん、盤が違うで」とかなんとか、自分の理屈を押し付けられるわけです。
残念ながら、その指摘はまったくのマトハズレなんです。
なんでかって、自分は気学をベースにて観ているわけじゃないですからね。

また、鑑定結果の言い方(表現)が違うって指摘する人もいます。
それも違うんです。なぜかというと、自分の占術理論は自分自身の実占現場から得た独自のもので、既存の占い理論とは根本からしてまったく違うからです。

気学や遁甲で「どんどん幸せが舞い込んできています〜」なんて言ってる人を知ってますが、それはそれでいいんですよ。
でも、他人にも同じく適用されるかというと、そうでもないんです。そういうのにハマってる人は善意で他人にも勧めたりするもんです。
ちょうど、健康食品で病気が治った!って人の心理と似てるんですよね。

ちなみに自分、知人から(友人じゃなくてですね)健康食品をよく勧められるんです。しかもマルチ系で。
これがまた「いいから〜いいから〜」ってしつこい!、とても熱心なんですよね。自分は自他共に認めるお人好しですし、好奇心もあって「よっしゃ!いっちょ試してみっか!」って買ってあげたりします。
でも、これが全然効かないんです……

まあ、よく考えれば、当たり前っちゃぁ当たり前のことなんですけどね。
万民に効く健康食品なんてありませんからね。

ということで、
万民に効果のある占いも、
アリマセンから〜。
残念!

[信じても救われない:2007年06月05日/リライト]


龍青三の四柱推命学note一覧

龍青三のエッセイ一覧


龍青三のココナラサービス


#龍青三エッセイ #エッセイ #気づき #日々の気づき #雑文 #備忘録 #ココナラ #ブログ  #龍青三の四柱推命学 #四柱推命 #四柱推命学 #命理学 #四柱八字 #淵海子平 #子平推命 #子平 #龍青三

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?