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#38【夢日記】A.M(女友達)とベッドでイチャイチャする

こんな夢を見た。

僕とA.Mがベッドでイチャイチャしていた。

A.Mとは、大学時代、同じサークルで知り合った女友達である。ちなみに、昨日の夢に出て来たA.Mと同一人物だ。そして、好きになり告白するも、敢え無く振られた人物でもある。

いわば“失恋相手”と言える相手なのだが、そんな彼女と、僕は、ベッドでイチャイチャしたわけだ。このシチュエーションを夢心地と言わずして何と言おうか。

夢だけに。

僕は、言った。

「胸にちょこんとおさまる感じが凄く好きなんだよねぇ」

ベッドで一緒にゴロゴロしながら、僕は、彼女の体を、自分の胸辺りに寄せて、ぎゅう〜、としていた。

彼女は、言った。

「ちょっと。ペット扱いしないでよ(笑)」

言葉では怒りながらも、表情や仕草を見ると、まんざらでもない、といった具合だ。こういうのを“痴話喧嘩”と呼ぶのだろう。

僕は、言った。

「『愛でる』という意味では、遠からず、だなぁ・・・。」

現実世界の僕が使いそうな言い回しを、夢の世界の僕もやっていることに、若干、辟易としてしまうのだが、確かに、そう言っていた。一字一句、誤りは無い。句点の位置も間違いは無い。

会話もソコソコに、僕は、彼女の頭の下に、腕を伸ばした。要するに「腕枕どうぞ。」といったジェスチャーだ。彼女はソレを察知して、ちょこんと僕の腕に頭を乗せた。

そして僕は、もう片方の手を、彼女の頭に置いて、髪の毛を、撫でるように、梳(と)かした。

コレ、僕とお付き合いした人ならばお分かりかもしれないが、“オキニ”の行動である。そう。片手は腕枕。片手は頭。恋人とベッドでイチャイチャする際、僕の基本姿勢は、コレなのだ。

そんな“十八番”を、夢とはいえ、A.Mに行えているという事実に、役得感を抱きながらも、文字通りの“夢物語”は、進んでいく。

A.Mは、目を閉じて、体を僕に預けている。いや、体だけではない。身も心も僕に預けてくれている。彼女の安らかな表情を見ると、そんな風に思えてくる。そんな状況に、僕の心も、着実に、満たされて行く。

一定周期で頭を撫でる行為を続けていたからか、次第に、A.Mは、夢の世界へと入って行った。その一部始終を見ながら「身を寄せ合いながらもリラックスしてくれている証拠だな」と、都合の良い解釈をしながら、一人喜ぶ、僕。

完全に寝静まったのを確認してから、僕は、彼女の頭を撫でていた手を、体まで移動して、(片方は腕枕ではあるけれど)ハグをするような状態になった。

そして僕は、彼女の体温を感じながら、彼女の寝息を安眠用BGM代わりにして、眠りにつこうとしたのだった。

ここで目が覚めた。

・・・目が覚めると、僕がハグしていたのは、A.Mではなく、抱き枕のクマだった。

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