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#1【自己分析】レベル①:夢についての100問〈introduction〉「なぜ自己分析をするのか、その目的は?」

「なぜ?」と問われたら、自分のことをもっと深く知りたいから。それに尽きる。

“彼を知り己を知れば百戦殆うからず”

説明不要の有名な言葉であるが「彼を知る」ことよりも「己を知る」ことの方が、意識的に行わなければ、なかなか着手しようとしないものだと、僕は思っている。

“分かっているようで分かっていない”

この感覚が強くあるからこそ、日々、何かにつけて自問自答を行う癖があるんだろうし、今回こうして、自己分析ツールを用いて、さらに自分を深掘りしようとしているわけだ。

これはあくまでも僕の経験則に過ぎないけれど。

「私は自分のことがよく分かっている」と言っている人ほど、実はあんまり分かっていないよな、と感じたりする。

「私は自分のことがよく分かっていない」と言っている人ほど、いやいや、むしろ知り尽くしているけどな、と感じたりする。

別に本人が嘘をついているわけじゃないと思う。本心から「分かっている」「分かっていない」と言っているんだろう。

要するに「自分のことがよく分かっている」という言葉のハードルをどこに置くのか、そこに大きな隔たりがあるからこそ、一見、矛盾しているような心持ちになるんじゃないかな。


「目的は?」と問われると、「#0」で述べた「プロフィール欄として活用したい」になるんだろうけど、よくよく考えてみると「誰得なんだよ?」という内容になる気がしてならない。

だから、当初の目的は「後付け」的な意味合いが強いような気もしてきた。

「もしかしたら需要があるのかもしれないけれど、たとえ需要が無かったとしても、自分のためになる行為であることは確信を持てているので、マイペースに書き連ねて行きますよ」

それが本心本音なんだろうと思う。

僕の悪癖の一つに「もっともらしい理由を並べ立てて正当化させるのが変に上手い」というのがある。それが顔を出したわけだな。

「なぜ自己分析をするのか、その目的は?」

改めて、この問いを投げかけられ、沈思黙考し、心の声に気付けたような気がする。

そんなわけで、読み手を意識して書くよりも、書き手自身と対話しながら、文字を紡ぐことに注力していきたい。

「introduction」の名に相応しい、ウォーミングアップに適した設問だった。どうもありがとう。

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