気配はあるのに誰もいない...
心霊体験を何度か経験すると、実は自分には霊感があるんじゃないかと疑っているたつやです。
今回は、心霊体験第二弾として、以前勤めていた会社で起こった出来事についてお話しようと思います。
当時、とある市場トラブルがあり、夜勤で対応する必要があったんです。
そんなある日の、深夜1時頃のお話です。。。
あの日は、11月でもう真冬くらい寒く感じる1日で、会社は工場なので夜中は完全に冷え切っていました。
ダウンジャケットを羽織っておかないと寒くていられないような状態で、唯一働く場所だけが暖かい状態だったので、基本的には動き回らないで過ごしていました。
でも、その日は別の工場棟にモノを取りに行かないといけなくて、厚着して真夜中の工場を歩き回っていたんですよね。
一人、夜中の工場を歩く。
斬新さと不気味さが入り混じり、一人であることの自由さと不安さを感じている状態でした。
寒いし暗いしで、早く戻りたい、そんな気持ちを抱きながら目的地に着いた時、目の前の部屋の中で、何か動く影が見えた気がしました。
この場所には、僕一人。
電気も点いていない部屋に誰かいるわけもない。。。
広い工場の中で、異様な雰囲気を目の前の部屋から感じました。
(深夜で、一人広い工場にいるという不安感から、そんな感覚になっただけだと思いますが、、、)
本当は、そのまま走って元の場所に戻りたかったんですが、目的を達成していないので、恐る恐る部屋に近付いていきました。
すると、やっぱり部屋の中になにかいる。
明らかに物陰が動いていて、ガタッって音も聞こえてくるんですよ。
これ、もしかして会社に泥棒が入った!?
と、違う方向性の恐怖も感じながら、恐る恐る部屋の電気のスイッチに手を伸ばす。
ぱちっ
部屋が煌々と照らされ、そこには誰もいない。
なにか動物が入った感じでもなく、部屋の隅や荷物の後ろにも誰も何もいない。
何もいなかったことへの安堵感と、なにもいなかったことへの恐怖感。
動く影や物音はいったいなんだったんだろうか、まさかとは思うけど、やっぱりそういうこと?
マジで怖かったです。
何が一番怖かったかって、この部屋で目的のモノを入手し、部屋を出るときが一番怖かったんです。
だって、電気を消して、その部屋を背後に帰っていかないといけないんですよ。。。
次に振り返ったら、すぐ真後ろになにかいるような気がして。
僕はピンポンダッシュのごとく、電気を消して全力疾走でその部屋を立ち去りました。
この話を会社の先輩に話したら、「あの部屋は出るよ」って真顔で言われたんですよね。
聞いてびっくりしたんですが、どうやら昔あの部屋は工作機械が置かれていたらしく、その工作機械に巻き込まれて人が亡くなったみたいなんです。
四肢がバラバラになるくらいの凄惨な事故だったらしいです。
今では使っていない部屋で、何もしらない社員がその部屋に荷物を置くようになったのだとか。
あの時みた人影は、やっぱりそういうことだったんでしょうね。。。
ということで、本日のまとめです。
思った以上に身近なところに、事故現場や人が亡くなった場所があるものです。
霊的なものがあるのかは正直わかりませんが、個人的にはそういう場所には近づきたくないなと思ってます。
たとえ霊的なものが無くても、そういう痛ましい事故などは想像してしまって、被害者の痛みや残された家族のことを考えてしまうので、胸が苦しくなっちゃいます。
繊細さんは感受性が高いので、こういう影響を受けやすいので要注意ですね。
自分がどんなときに辛くなるのかを把握して、危険を察知していくことが大事です。
辛くなることにはなるべく関わらないようにしながら、毎日を過ごしていきたいですね。
今回は、僕の心霊体験第二弾として、昔勤めていた会社で経験した怖い話をお話させていただきました。
ご拝読いただき、ありがとうございました。
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気が向いたら、よろしくおねがいします。
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