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「葬儀が繋ぐご縁」(おばあちゃんは一緒にいたんだね)

皆さん、おはようございます。
ryukoです。

私の生家は「浄土真宗」です。
旦那ちゃんの生家は「曹洞宗」です。

宗派の違いで…こうも「葬儀」
違うんですね。

葬儀に参列する旦那ちゃんは
不思議キャラなんです。
ぜひ、まだの方はこちらも
目を通してみてください。(笑)


      …新鮮だった経験…

   今まで接することのなかった宗派。
   おばあちゃん(義祖母)の葬儀は
      曹洞宗で行われた。

    まず…おばあちゃんの生前の
    「スライドショー」があった。
   宗派とは関係がないかもしれないが
      これはとてもいい。

     偲ぶ時間が…私の涙も誘う。

     ゆるりと静かな時間の後に
   喪主であるパパさんと僧侶との間で
     お酒を酌み交わす儀式?
     みたいなことも初めて見た。

       葬儀が始まると
  たくさんの七つ道具(仏具)で進んでいく。

      あ、因みにこれは
     曹洞宗初心者のryuko視点。
       あしからず…(>_<)
   気を悪くされる方がいらっしゃたら
       ごめんなさい。

  
    武田信玄(?)が持っていそうな
   大きな筆のようなものでパサッパサッ

    シンバルがジャーンジャーン…

    紅白の魔法の杖みたいなので
      テクマクマヤコン…?
    グルグルと輪を描くように…。

     拍子木で…カンカンカン。

    手持ちの鐘が…チーンチーン。

    大きな鐘でゴーン・ゴーン。
   (最後まで響かせないのが特徴?)

    木魚も…ポクポクポクポク。

       葉っぱをポイ!

   ご飯を食べさせる?儀式もあったり

   突然大きな声で「え~~えい!」
     (これには、たまげた…)

      順不同の紹介だが

   曹洞宗って「いろんな音」がする
      葬儀なんだねえ…。

   一人の僧侶が全部やっていたから
      忙しそうに見えた。
     3人くらいでやれば…
   合奏している感じになるのだろうか。
         (*‘ω‘ *)

       全部の儀式は
    後ろの席で見えなかったが
     初めて参列する私には
   ワクワクしてしまう葬儀だった。
   眠たくなる暇はなかった。(笑)

   どうやら故人が仏弟子になる儀式
    「受戒」というものらしい。
     戒名を授かり三法に帰依し
       お釈迦様の元で
    仏弟子としての修行を始める。

    見えない所で「剃髪」の儀式も
       あったのだろう。

    読経が始まると焼香もスタート。
       木魚の出番だった。

    「一休さん」は臨済宗だが
   私の頭の中は一休さんが回っていた。
    (浄土真宗に木魚…たぶんない)

   余談だが、私の義叔母は「臨済宗」

     浄土真宗とは違う流れは
    とても新鮮な体験となった。


     火葬場にて火葬が始まると
   親族で食事をしながら時間を待つ。

         …(‘Д’)!
     姑(覇王)がなぜか一人…。

     あ~、パパさんの親族と
     あまり仲良くないのかしら?

    一緒に食事をすることにした。
 近くにいた御老人(おじいちゃん)も一人。
    覇王の声掛けで一緒に座ったが
    食事に一切…手を付けないのだ。

   聞けば「ダイエット中」とのこと。
    いやいや、ガリガリ体型で?
   そこから、少しずつ会話をしていくと
       見えてきた背景。

    脳梗塞を2回やって体が不自由。
     上手に食べられないから
   人様の前では食事はしないことに…。

     そう決めているとのこと。
  また、胃がんの手術で胃を切除していて
   一度には食べられないことが判明。

   これは、無理やり食事を勧めるよりも
    本人のペースを受け入れることが
         正解だと。

  …あ、でもお吸い物は飲めるでしょ!(笑)
  勧めてみたら…にこやかに飲んでくれた。

    そんなひと時も過ごしながら…
      覇王との時間も必要。
   あの場で浮くのは…しんどいもんね。

    なのに、旦那ちゃんに対して

  「あんたは、食べすぎるから
   胃を切ってもらった方がいいんじゃない?」

         (;゚Д゚)!
   息子に対して出た言葉なのは…わかる!
    でも、胃を切除した人の前で
   出すセリフじゃないだろ!覇王よ!!

       そういうところだ!
    デリカシーってやつを持て!!
         (/ω\)💦

   ryukoの顔芸を披露するしかなかった。

   …あ、よかった。伝わったみたいね…。

      お骨を拾う時間になって

   「オーブンから焼きあがる時間じゃね」
   「こんがりいい具合に焼けたかね?」

     なんだ、この母子の会話!!

    旦那ちゃんの「オーブン発言」は
    母親譲りだったのかぁぁぁぁぁ!
    (上記の記事でエピソードあり)

         んもう!

   「クッキーじゃない!」

      思わず出た私の発言に
      みんなが振り返った。

   思いのほか…声がデカかったようだ。

     なぜか一人、恥をかいた私に
     笑いをこらえる親子の顔が…
   憎たらしいことったら、ありゃしない。


    無事にお骨を拾って骨壺に収まった
        おばあちゃん。

   親族の涙で見送られ、感謝の手紙と共に
       空へと帰っていった。

  コロナのせいで盛大な葬儀は減ってきた時代。
   しかし、別れの時間を惜しむことは
      残された人たちにとって
   大事な時間であることを改めて実感した。

       また、故人を偲びつつ
    新たな縁が生まれ、繋がっていく。
     そんな機会にもなるのだろう。

    旦那ちゃんは母親と喧嘩中だったが
        近づけた様子。

     パパさんは今まで私とほとんど
     会話をしない人だったが初めて
        会話が出来た。
  (なぜかユーチューバーになれと言われた)
          (;^ω^)

      御老人も心を開いてくれて
     私との会話を楽しんでくれた。

    他の親族の方にもよくしてもらい
      温かい葬儀の場となった。

      このご縁を繋いでくれた
      おばあちゃんに感謝だな。
         ありがとう。
          ( *´艸`)


 髪を「夜会巻き」にして
 お化粧も丁寧にして
 気合を入れて参列しました。

 最後の礼を尽くすつもりでしたが
 そんな私を温かく見守ってくれた
 おばあちゃんには
 かないませんでした。

 今にも降り出しそうな空…。
 雨は降りませんでしたが
 写真をパチリ。

この線は龍じゃないよね

 空模様に反して
 おばあちゃんが「そばにいる」
 そう思えた晴れやかな葬儀の一日でした。
  (*’ω’*)


  P.S
   なんとパパさんの愛人
   デカい顔して参列していたことには
   びっくりだ!

   覇王を守る使命に燃えた
   ryukoであった。

   家に帰ったのち
   うちに訪問してきた私の長男に…
   「風俗の選び方講義」
   せんでええわ!
   旦那ちゃんよぉ!!
   ( ;∀;)

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